(有)食工房 地蔵原

(有)食工房地蔵原(しょくこうぼうじぞうばる)という、山口酒造場の食に対する想いがたくさん詰まった会社があります。そもそも、女将の山口怜子が農薬だらけの米を憂い約20年前に無農薬の山田錦を栽培することから始まった「食」への取組み。

http://jizobaru.com

ホームページをご紹介しますのでどうぞご覧下さい。 domain austin movie theater

玉泉堂酒造さん

製造スタッフが今年の酒つくりについてお話しされていました6月14日に岐阜の玉泉堂酒造さんを訪ね、年に一回の蔵元の酒の会に出席しました。
前日に静岡で社長就任パーティーに出席していただいた山田社長から急にお誘いいただいた形。約300人くらいでしょうか、会場は同社のお酒を取り扱う酒販店、飲食店、一般の方に混じり多くの蔵元も参加しており、大変な賑わいでした。

左から埼玉のほりこし酒店さん、山田社長、私全国でもこれだけの蔵元も参加する酒蔵の会は恐らくここだけでしょう。山田社長だから出来ることだと皆、感心しておられました。

社長就任パーティー

左から和歌山の雑賀さん、私、長谷川社長、松の寿の松井さん、瀧自慢の杉本さん6月13日、東京のはせがわ酒店の長谷川社長の声かけにより、蔵元・酒販店有志による社長就任パーティーを開催していただきました。多くの皆様にお集まりいただきましてこころより感謝いたします。

司会はいつも菊司酒造の駒井大さん場所は静岡県浜名湖のリゾートホテル。酒・しょうちゅうの有名蔵元約30蔵、酒販店は全国から約20店ほど集まっていただき、大変あたたかくお祝いしていただきありがとうございました。

締めはいつも初亀の橋本社長考えてみると、父の他界がきっかけで社長をすることになったので、誰からも「お祝い」をしてもらっていませんでした。 (今回恐らく最初で最後のお祝い会になると思いました)
今回幹事をしていただきました、黒龍酒造の水野さん、松の司の松瀬さん、ご参加していただいた蔵元さん、酒販店さん、皆様ありがとうございました! .

ソウル視察

福岡県酒造組合でソウルへ日本酒の現地視察に出かけました。

韓国もここ数年日本食レストランが増えており、距離的にも近いし5000万人もの人がいる有望マーケット。 特にソウルは人口1100万人と東京とほぼ同じ、街も大変元気で2002年のワールドカップの余韻が町のいたるところに感じられました。

私も何度か現地語で話しかけられ、昔と違って、町の雰囲気や若者のファッションなどは、ずいぶん日本と距離が近いな感じました。

 しかし、飲食事情はやはりまだまだ日本酒を受け入れるにはすこし厳しい感じ。日本食は食べるけどアルコールはやはり焼酎でした。味覚とうか、食材・調味料が日本とは随分違います。やはり文化的には日本と韓国は融合しにくいのでしょうか?

JINRO社の方 日本でも有名なJINRO社は世界一の蒸留酒メーカー。一社で日本の全ての焼酎の消費量の約2倍近い生産量を作っているオバケ会社で韓国を代表する企業の一つです。立派な工場に一同はため息がでるばかりでした。

しかし、我々が土産に持参した福岡の日本栖はJINRO「世界のお酒美術館」の日本酒コーナーに展示してくれることになりました。(今回は私が団長として福岡の日本酒をお渡ししました)

2日目は北朝鮮を見に行きました。

最北端の駅韓国最北端のドラサン駅。ここから僅か2キロ北には北朝鮮の駅があり、あとは開通を待つのみ。韓国側のインフラ整備は全て終わっており、あとは北朝鮮の踏ん切り次第だそうです。韓国人の4人に1人が北朝鮮に親戚がいるらしく北朝鮮とは仲良くしたいといのが韓国人の本音みたいな感じでした。

私は初めて北朝鮮をみましたが、崖下に街が広がっており、ガイドさんに意外だと尋ねてみると、あれは韓国の観光客用に無人の街を建設したのだとか。言われてみると殺伐とした街でした。。。

うぐいすとまりの仕込み

今年も梅酒の製造が始まりました。

「極上の梅を・・・」という思いで造り始めたため、「うぐいすとまり」は本数が大変少なくご迷惑をおかけしております。

仕込みは、まず大粒の梅を選別して収穫し、なるべく早く氷水で水洗いをします。次に写真の通りタンクに仕込み、これに氷砂糖、粕取り焼酎、米焼酎と重ねていきます。これから梅の引き上げまで数ヶ月、すぐに貯蔵し、低温で一年。出荷はそれから半年ほどしてから始めます。

良質の梅をタンク一杯に投入します

今年も梅が取れるだけ、原料の粕取り焼酎のあるだけの数量を仕込みます。
矢幡治美の夢は続きます・・ .

6月蔵元日記

6月蔵元日記

恒例のスタッフ紹介、6月は営業部の石丸達也をご紹介します。

石丸さんはまだ入社1年余りではありますが、日本酒を愛し庭のうぐいすを愛する心は社内随一かもしれません。前職は某食品会社に勤務しておられましたが、事情で九州の親元に戻ることになり、昨年5月何かの縁で当社にきてくれました。

石丸さんは、通常の仕事を終えたあとも必ず会社で日本酒の勉強を夜遅くまでし、朝は一番出社でいつも元気一杯!毎朝の朝礼では剣道仕込みの図太い声で「○月○日、朝礼を始めます。おはようございま~す」と全員が目が覚めるような大きな挨拶が当社の始業の合図になってしまいました。なんとなく皆から頼られる人、社内でも大の人気者です。

石丸達也
石丸さん玄関前にて庭のうぐいすの営業担当の石丸でございます。入社以来、勉強のつもりで毎晩100ccづつ飲み始めた日本酒もいまや無くてはならない必需品になりました。お陰で自宅は多くの日本酒の瓶で一杯になり嬉しい限りです。皆様に日本酒の美味しさをお伝えできるようきめ細かに頑張っていきますので今後とも庭のうぐいすをよろしくお願いいたします。 .

筑後の土蔵 のご紹介⑧

2000年 第14回「筑後の土蔵」展(10/1-10/22)

庭のうぐいすの蔵開き「筑後の土蔵」展も14年目を迎えた2000年は、石川県から小川静代先生にお越しいただき、「ばっちゃ人形展」を開催。小川先生は数日当蔵に滞在され、酒好きのご主人も交え楽しくお酒を酌み交わし、秋の夜長を楽しんだ。また、真砂三千代先生のAFA展では自然派素材の布でつくられた衣裳展を行い、購入も可能であったため、女性を中心に幅広い年齢層から支持された。昨年好評の紅茶とケーキのお店「夢染館」も出展した。
真砂三千代 オーガニックコットンの作品小川静代 ばっちゃ人形つくりべ筑後の一人、高木重太さんの作品

●ばっちゃ人形展 NHKテレビ出演 小川静代
●AFA展 真砂三千代
●紅茶とケーキ「夢染館」
●山口怜子新作展

2001年 第15回「筑後の土蔵」展(10/1-10/21)

人間国宝 志村ふくみ作品2001年は、京都から人間国宝の志村ふくみさんをお招きし、「染と織の世界」展を開催し、来場された方々に大変喜んでいただきました。志村ふくみさんから、染めや織についていろんな話をお聞きし、nipponの美や技について染色の角度から深い思いなど貴重なお話を沢山聞かせていただきました。また、筑後地方からは、「つくりべ筑後」の作家さんたちに初展示していただき、改めて筑後地方の豊かな伝統産業の幅広さに蔵は大いに賑わった。

●染と織の世界 人間国宝 志村ふくみ作品展示
●つくりべ筑後(工芸展) 展示・販売
●紅茶とケーキ 「夢染館」
●山口怜子デザイン展、新作パッチワーク展