水を飲みましょう?

女将の食日記。

水を1日2リットル飲みましょう・・・・・・?

TVの番組をみていると近頃?マークが沢山あります。
水を1日2リットルも飲めない私は無理です。番組を100%信じ実行する前に考えたいですね。1日2リットルの水を飲むとどうなるのかしら?

 野菜中心の理想的な食事をしていて健康な血液を保っている人が2リットルの水で血液を薄めたらせっかくの体調が狂い低体温になりそうですね。TV番組を信じる信じないは自由ですが健康な人が水をがぶ飲みしているのを女将はあまり見たことがありませんよ。

お酒を1日2リットルのみましょう!とTV番組で放映したら、酒造界には「神の声」になるでしょうか(笑)。

●水分は血液を薄め体温をさげてしまいます。高体温は健康の源で、体温が低いというのはとても怖いことです。水分は体の欲するままに摂れば良いのです。

筑後の土蔵が始まります!

今年も10月1日から「筑後の土蔵」展が始まります。今年で21回目を迎えるこの会もすっかり季節のイベントとして地域に根付いてきた感があり嬉しい限りです。

今年は初日の10月1日にRKB(福岡毎日放送)の今日感テレビで、また4日にはKBCのアサデスKBCなどで様子が放映される予定です。
蔵の膳 全17種のこだわりの食材がはいっています好評いただている「蔵の膳」の予約も受付開始しました。
当蔵が考える「食」を形にしたものです。
一日100食程度の限定になりますので土日は予約をお勧めしております。

日本には素晴らしい酒、地域文化、風俗、芸術、食があります。どうぞごゆっくりお越し下さい。

●第21回筑後の土蔵
10月1日から21日まで 
10時~17時
お問合せ 合名会社山口酒造場 0942-78-2008

北九州・博多 酒の会

毎年恒例の北九州と福岡での酒の会が行われました。
これからの日本酒シーズンをひかえ、9月の連休に秋上がりの酒を紹介するものです。
お陰さまで今年は9回目を迎えました。

9月23日は、北九州のホテルニュー田川にて。
北九州の人はなんとも酒に愛情をお持ちの方が多く、飲食店さんを中心として約250人のお客さんはみんな真剣。約二時間の試飲会はあっという間に終わります。

知る人ぞ知るこだわりの手造り蔵をたのしむ会

24日は場所をニューオータニ福岡に移動して「知る人ぞ知る手造り蔵を楽しむ会」。350名を超える飲食店、一般のお客さんで賑わいました。今年で9回目だけあって顔と名前が随分一致するようになってきました。毎回とても熱気あるれる濃密な会です。

ニューオータニ

毎年のことながら3連休の最中にご参加いただきました多くの飲食店様、一般のお客様ありがとうございました。一人一人とはほんの一瞬しか話すことができないのが毎回残念です。
また、来年お会いしましょう。

そして、主催していただきました、北九州の力丸酒店さま、きくつぎ酒店さま、福岡のとどろき酒店さま、住吉酒販さま、また、東京より乗り込んできていただいた株式会社花山の大澤社長、そして、全国より当地にお越しいただきました12の蔵元様、本当にありがとございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

田んぼの病気

今の時期はいろんなことがたんぼでおきています。

イモチ病
これはイモチ病といって、イモチ菌が穂にはびこり、穂全体が変色しています。化学肥料などのチッソ分の多い土壌によく起きる稲の病気のようです。

 

ウンカが大発生しています

こちらはウンカという虫が異常発生して広い範囲で田んぼが枯れてしまったもの。昔からいる病虫ですが、現代は偏西風に乗って中国からも飛んできます。繁殖すると写真のように田んぼ全体が壊滅状態になります。
対策としては、薬で消毒するしかありません。殆どの農家の方がウンカにやられた経験をお持ちなので「無農薬栽培」を農家の方が怖がるのはこんなところからもきています。
稲の間隔を広く植えると(収量は落ちますが)風通しが良くなり、ウンカにかかりにくい傾向はあるようです。

 

モミがしろくなっています
こちらは、すずめに食べられた未熟モミ。米の粒が入るまえはモミは白い液体が入っていますが、これがすずめの好物らしく田んぼの外側の穂からまだらに白くなっています。近くにビニルハウスなどすずめが止まれるものがあると被害が大きくなります。数百羽でやってくることもあり、農家としては「どうしようもない」状態です。

重松さん
こちらは現在の山田錦、重松さんのたんぼ。風通しがよく、順調に健康に育っています。あとは台風が来ないことと、夜の気温が下がってくれるのを祈るのみです。

お酒の学校

島田律子さん。 第一限目だけ外部講師を迎えます福岡県酒造組合で「お酒の学校」という活動をしています。働く女性向けに全6時間コースで行い、卒業生は既に175人になりました。日本酒のことを勉強したいという女性向けに日本酒のいろんなことを学んでいただいております。

9月19日はホテルオークラにて、第8期生25人の入学式が行われ、日本酒スタイリストの島田律子さんをお迎えして一時間目の授業がおこなわれました。

 講師は蔵元が交代で担当し、日本酒の作り方やラベルの読み方などを勉強し、また、実際蔵を見学したりして内容はかなり濃いものになります。卒業式では、生徒が手書きのラベルをもちよって自分の酒を作り卒業パーティーが行われます。

緊張する入学式の様子始めは緊張している彼女たちも、6時間目が終わる頃には立派な日本酒ファンになって卒業されます。

我々講師陣は皆様には「日本酒評論家」ではなく、「日本酒愛好家」になってもらいたいと思っています。 一年中違う銘柄をあーでもないとせわしなくのんでいる人よりも、自分の好きな酒に出会いそればかりを満足して飲んでいる人の方が、絶対に幸せな飲み手と思います。日本酒を学び、一日も早く自分の好きな銘柄に出会うと良いですね。 

福岡県酒造組合の紹介でした。

9月イベントの案内

9月も下旬にさしかかろうとしているのに連日の猛暑日。
しかしこれから日本酒がどんどん美味しくなる季節。
酒の会目白押しです。

●9/14-24 福岡三越酒売場
  庭のうぐいすをはじめ福岡の銘酒5蔵を紹介するイベントを開催中
福岡三越酒売場

●9/23 第9回 こだわりの酒を楽しむ会 in 北九州 (ホテルニュー田川)
  毎年恒例の北九州での地酒イベント。まだチケットあります。
  問い合わせ先  力丸酒店 093(521)0146
             きくつぎ酒店 093(645)0933

●9/24 知る人ぞ知るこだわりの手造り蔵を楽しむ会 in 福岡 (ホテルニューオータニ)
  こちらも毎年盛り上がる福岡での地酒イベント。まだまだチケットあります。
  問い合わせ先  とどろき酒店 092(571)6304
             すみよし酒販 092(281)3815
●9/24 屋形船で庭のうぐいすを楽しむ会
  http://shinobiya.yoka-yoka.jp

●9/27 JOY OF SAKE  in ニューヨーク 
   http://www.joyofsake.com
●9/30 はせがわ酒店 酒の会 in 東京 (ホテルイースト21)
  日本最大級の酒の会。蔵元も130社以上参加予定。
  問い合わせ先  はせがわ酒店 03(5836)3477
  http://www.hasegawasaketen.com

●9/30 はせがわ酒店 酒の会 in 東京 (ホテルイースト21)  日本最大級の酒の会。蔵元も130社以上参加予定。  問い合わせ先  はせがわ酒店 03(5836)3477   

山田錦9月12日

背丈は110-120cm山田錦も随分大きくなりました。背丈は110-120cmほどまで伸び、秋風に吹かれて気持ち良さそう。現在、入熟期といって米粒に実が入り始める時期でモミの形はしているものの中は空っぽ。これから約10月末にかけて完熟していきます。

籾はあるけど中は空っぽ重松さんは、隣の田んぼでウンカ(害虫の一種)が発生したので自分の田んぼに飛んでこないか心配とか。近くの田んぼではイモチ病も発生しており、こちらも伝染が心配。

先日紹介した樽海さんに言わせると「健康な稲さえつくっておけば全く病気は心配ない」らしく、自然農法を始めて以来消毒などは全くしたことがないのに病虫や病気には一度もかかったことはないとのことでした。自然とは力強いものです。

仙台 庄子や 酒の会

会場のホテル9/9(日) 当社の特約店の庄子や(仙台市)の酒の会がありました。社長の庄子さんは「自分が仙台の飲食シーンを引っ張っていくんだ」という熱い意気込みをお持ちの方で我々酒造メーカーも大変注目の経営者です。

今回は11回目となり、会場は230名の飲食店や一般のお客さんで賑わいました。
仙台の方は、町の規模や位置づけも九州の福岡と近いものがあり、いつも温かく迎えてくれます。会場は格好いいのですが、なんともアットホームな感じ。

ご出席いただいた皆様、ありがとうございました。また来年お会いしましょう。
 

山田錦8月30日

少し黄色いのが穂です。山田錦の穂が出ました。この瞬間はベテランの農家さんにも格別な時で営農集団の方々から朝早く興奮気味に電話をいただきました。穂が出てコメの一粒一粒に花が咲き受粉するとコメが実ります。 今は最も台風に来てもらいたくない時期、受粉が出来るようにそっと見守るだけです。