家庭で作れる高野豆腐

女将の食日記

おいしい高野豆腐をつくってみませんか。
お豆腐一丁ですごーく幸せな味になります。

豆腐一丁を1/8にカットします。
漢字の「十」でまず四等分に切り、次に横から包丁を入れます。

それを一つ一つラップして冷凍庫に入れて固めます。

カチカチの豆腐にしょうゆ、甘みを加えて煮込むだけ。ホカホカの一品が即完成!!

味付けは植物性の地熱だしで一ふりすれば何も考えずに高級料理が食卓に加わります。
女将の推薦する貧食は品飾(ひんしょく)となります。
我が家の来客には好評ですよ。

一晩で出来る、翌日の夕食準備でした。

◎高野豆腐は家庭でも作れます。おいしいよ。

快挙かな??うぐいすとまり

梅酒のうぐいすとまりは、お陰様で大変ご好評をいただく商品に成長しました。
生産量がとても少ないので、まだまだ一部の地域での限定案内になっておりますが、もし店頭や飲食店で見かけましたらどうぞお試しくださいませ。
https://niwanouguisu.com/?cat=4
(↑↑うぐいすとまりについてはこちらをご覧ください)

さて、今日は梅酒の話です。
大阪で「天満天神梅酒大会」という梅酒のコンテストが開催されています。
2008年から始まった大会ですが、初の全国規模での梅酒コンテストとして大きな反響があったと聞いています。

今年初めて「うぐいすとまり」を応募しましたが、昨日大会の実行委員会から連絡あり、出品された162品中、現在上位10位に入賞しているとのことでした! 正直な話、すごく嬉しかったです。「うぐいすとまり」は原料が梅と焼酎と氷砂糖だけの実直な梅酒なので、コンテストにはあまり向かないと思っていましたが。。。

これから2次審査が行われ、上位3位に入賞したら3月8日に行われる表彰式に招かれ、グランプリには大阪府知事賞が授与されるらしいのです。

製造部も大喜び。今日の晩酌は梅酒にしようと、前割り(*)をしていました。

前割りしたら湯煎で

(*)前割り  梅酒をお湯で割るとすこし荒さがでるので、前もって水で割っておき飲む直前に温めて飲むこと。南九州では焼酎を飲むときに前日から「前割り」をする習慣があるらしいのですが、梅酒は特に酸味が強いので、「お湯割り」より「前割り燗」がお勧めです。うぐいすとまりは、とても酸味、とろみが強いので、水やソーダ水でわってもしっかり腰のある味わいが楽しめ、ロックで飲むと最後の一滴まで強烈な旨みが舌の上に残る感じが楽しめます。

TV放映のご案内

TBS系列にて、食工房地蔵原(www.jizobaru.com)の様子が放映されます。

2月15日
14:00-14:54
ルー大柴のエコロジーな旅

(今回九州限定放送です)
RKB(福岡・佐賀)、RKK(熊本)、NBC(長崎)RBC(沖縄)
OBS(大分)、MRT(宮崎)

 

徳島県の山田錦

徳島県に、永谷正治先生が指導された産地があります。今では、約1万数千俵を生産する一大生産地に成長した注目の産地。先生がお亡くなりになる前に、「兵庫よりもいいのができそうだぞ」と目を細められていたのを思い出します。
今年、ある人から薦められ、タンク2本分だけ徳島県の山田錦を試験使用してみることになりました。

麹(精米歩合68%)

これは、麹を造るときに40-41度で一度手入れをしてあげるのですが、その直前の様子。
あと14時間後に出麹(麹室から出すこと=完成)します。

兵庫や糸島の山田錦と比べるとすこし破精込み(はぜこみ)がよいような気がします。
確かに良いお米でした。今から酒として形になってきます。

今年造りが終わったら、徳島県に産地研修に行き、いろんな意見交換を行う予定です。

2月蔵元日記

2月になりました。山口酒造場のある福岡県筑後地方では正月からとても寒い日が続きましたが、皆様のまちではいかがでしたか?
全国的に1月は寒かったと聞きますが、やはり、子供のころ体験した冬は今年くらい寒かったように思います。

最近は「異常気象」が毎年続くので、今年のような正常気象はむしろ異常に感じてしまうほどです。 やはり、春は暖かく、夏は暑く、秋は涼しく、冬が寒いというのが日本の美しい四季ですね。 近年は夏・秋が暑すぎるから米も悲鳴を上げています。

今年ほど「正常」な米、気温、湿度が続くことはひさしぶりでしょう。
とても仕込易い環境です。お陰様でお酒の出来具合も順調。

まだまだ仕込が続く毎日ですが、今月初めから新酒をおとどけできるようになりました。
どうぞ、20byの新酒をご賞味くださいませ。