
ぶろぐ
日本酒を、すべての家庭に
2010.04.28
「日本酒を、すべての家庭に」キャンペーンが始まりました。
日本酒を飲むだけでなく、「使う」価値を社会に広く伝えていくという運動を日本酒造組合中央会が主導します。
「cooking majic! ひと振り酒」と書かれた180mlのオリジナルボトルが開発されています。
料理に一振りするだけで、驚くほど風味が増すのが日本酒の魅力の一つ。料理に一振りする「新しい価値の創造」です。
キャンペーンキャラクターは元メジャーリーガーの新庄剛志。
ボトルを使い切ったら、酒を注ぎ足して再利用しても良し、一輪挿しにするのもよし です。
検索 [ひと振り酒]
url http://cooking-magic.com/
神田 ぼたん
2010.04.20
東京神田の鳥すきやきの店、ぼたん。
創業明治37年の老舗です。
昭和4年に母家を構え、その独特の風情は外国人にも人気のお店。
ここの鳥すきやきの味は流石、上品にそしてしっかり味つけされた風味は、日本酒の燗に良く合う。
燗酒の銘柄を尋ねてみると、ある灘の名門の老舗酒蔵であった。
長い年月、お互いが信頼を重ねてこられたのであろう。
久しく会っていない蔵元の顔が浮かび、口元も緩む。
備長炭も上等のものを使っている。
東京に住む方であれば、行かれた方も多いだろう。
いつも変わらぬ庶民の味、残したい名店である。
山玄茶(さんげんちゃ)
2010.04.06
桜が満開の京都・祇園は、まさに「艶」という言葉がしっくりきます。
夜の主役は桜花とばかりに、この日ばかりは舞妓さんも控えめに見えてしまう。
京都・祇園に山玄茶(さんげんちゃ)という日本料理店があります。
かつて滋賀県の招福楼で腕を振るった店主が、真骨頂を披露します。
この店の締めに戴くのは、上等の銀シャリ。
店主の実家で栽培する金ひかりは、食味が良く、昔田舎のおばあちゃんが作ってくれた、竃で炊いたご飯のおにぎりを思い出します。
しらす茶漬けは何杯たべてもお替りしたくなるほどのもの。
そして、最後に塩とおこげをアテに、また日本酒をいただく。
帰り際、店主から翌日の朝食べて欲しいと小さなおにぎりを土産でいただいた。
すると翌日、店主の言われる通り、ご飯のいい香りが辺りに漂ったのでした。
4月蔵元日記
2010.04.01