今年もありがとうございました

今年の営業最終日になりました。

2010年は春先から暑い日が続き、夏の記録的猛暑、秋の熱帯夜と、今年ほど「暑」を心配した年はありませんでした。こんな年は酒米が硬くて溶けてくれず、酒にならない恐れがありました(高温障害)。
2年前の苦い経験もあり「九州では酒も米もつくれなくなるのではないか…」 誰も口に出来ない言葉でした。

しかし今年は10月に入ると秋らしい冷え込みが続いたことが幸いし、酒米の生育状況が好転し例年通り酒を仕込むことが出来ており、自然の神々に感謝の気持ちを感じざるを得ません。やはり自然とは戦うものではなく向き合うものというのが、我々のような小さな地酒メーカーとしての現実であり、且つ、正しい姿だと改めて思った一年でした。

会社では、製造部・営業部それぞれ「基本に忠実に」というスローガンのもとに結束し、一年間継続して取り組む事ができました。お客様の応援の声が大きな励みとなりました。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
来年は引き続き基本に忠実に取り組む傍ら、「農」と向き合い新しい挑戦をしていきたいと思っています。

本年は誠にありがとうございました
どうぞよい年をお迎えくださいませ

合名会社 山口酒造場
社長 山口哲生

年末年始の営業

年末年始の営業日は以下の通りとなっております

年末  12月30日  営業時間12時まで

年始   1月 5日  営業開始 8時30分から

宜しくお願いいたします

酒粕出ました!

NHKためしてガッテンで酒粕の効能が放映されて以来、当社にも酒粕の問合せを多くいただくようになりました。
http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20101124

さて、酒造りも順調にすすんでおりまして、今週から酒粕が出ました。

山口酒造場では、酒粕のほとんどを梅酒の原料にしているため、数量はすくないのですが、2月一杯まで販売をしております。

価格は5㎏ 1500円(税込)
(少量のため店頭のみの販売になります)
 

【イベント】岩田屋迎春銘酒祭り

福岡市天神の百貨店、岩田屋さんのイベントに参加します。

12月21日~24日
岩田屋 迎春銘酒祭り
今回は酒売り場ではなく、7F催事場で開催しています。

天神にお越しの際には、是非お立ち寄りを~

12月蔵元日記

早いもので師走になりました!

今年はお米の出来が心配されましたが、福岡県産の米は「最悪」ということはなさそうです。

新米での仕込はまだまだ始まったばかりで実際しぼってみないとわからないのですが、現在モロミの状態は昨年同様順調です。 

年末には新酒が完成しますのでどうそお楽しみに!

今月のスタッフ紹介は藤友和興(ふじともかずおき)君です。
藤友君は今年泊り込みで一冬を一緒にすることになった昭和55年うまれの若者です。
防衛大学校中退後、縁あって山口酒造場にやってきました。

◎藤友和興
藤友君みなさまこんにちは! 酒造りはまったくわかりませんが、毎日がんばっています。農家の方が大切に作ってくれたコメを大切にお酒にしていきたいとおもっています。 仕事は大変で、指の先が割れていたいです! どうして先輩たちは指がわれないのかが不思議です。がんばります!