社内考査

社内考査
庭のうぐいすでは、年に1回社内試験があります。
酒市場の現況、日本酒の歴史、醸造理論、化学計算まで多岐にわたり出題されます。
営業部、製造部隔て無くスキルアップと情報の共有を目的としています。
落第点の社員は、居残り補習授業が待っています。
試験出題と試験官は杜氏の古賀が行います。

いよいよ蔵の解体

5年くらいまえだったろうか。
お酒をしぼる場所を槽場(ふなば)というが、とつぜん槽場の梁がボキッと折れた。

槽場は不衛生になりやすい場所なので、大量の水で毎日洗浄する。
思い返せば、年中湿気が多かったのかもしれない。

初めは、見て見ぬふりをしていた。
どうせ古い蔵だ。痛んで当たり前。

しかし、数か月すると、壁が折れた。
変な言い方だが、壁が曲って折れた。

正確にいうと、横に亀裂がはいり、そのうちだんだん盛り上がってきて、山のてっぺんが横一列に裂けてしまい、壁が折れたようになった。

これは大変だと、近所からパートできてくれていたおじさんが、つっかえ棒をしてくれた。
建設現場が長い人でよかった。

後日、専門家に見てもらった。
応急処置としては、満点。
でも、寿命はあと5年はないからね。

と言われたのが5年前。

そして、今回の建て替え話になってくる。
(つづく)

140308 321
突然折れた梁。 応急処置でかろうじて支えたまま5年が経った

蔵開き

28回筑蔵
今年から春に開催致します「筑後の土蔵」。
お陰様で28回目を迎えます。
開催期間 3月20日(木)~3月31日(月) 時間10:00~17:00
皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております。

桃の節句

ひな祭り
山口家に伝わる「お雛様」。年に1度のお祭りです。
お酒やお供え物でお祀ります。
先人から受け継がれた伝統と習慣を守って行くこと。
國酒、日本酒はその最たるものです。

お客様係りの柴戸でした。

三羽のうぐいす

IMG_2167
梅の花がつぼみ始めた頃、母屋の湧水を目当てにうぐいす達が飛来します。
今年は、湧水よりもお酒が気になったようです。
「にわのうぐいす」ならぬ「さんわのうぐいす」たちです。