日本酒度計

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醸造担当 大下です。

清酒の日本酒度を測定する浮ひょうです。

日本酒度-30~+20までの目盛りと、裏に「イロハニホヘト」と書いてあります。

「イ」(-30~-14)旨口甘口の極端なもの
「ロ」(-14~-10)旨口のもの
「ハ」(-10~-5)濃醇のもの
「ニ」(-5~0)甘辛不変のもの
「ホ」(0~+5)稍辛口で相当コクあるもの
「ヘ」(+5~+20)辛口薄口の極端なもの
「ト」(+20以上)辛過ぎて味の少ないもの

大変古い物なので、商品の日本酒度を見る際の参考までに。

山田錦2014 その2

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田植えから1月半ほどたって、稲もだいぶ伸びてきましたが
その間に数回台風が接近してきました。
幸い久留米に直撃はしていませんが、大雨や強風はありました。
山田錦は成長すると風で倒れやすい品種なので、今後も要注意です。

農業部、藤友でした。
(写真は8月6日 台風11号のものです)

古文書調査

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山口酒造場には、江戸時代から昭和初期までの古文書がたくさんのこっています。

久留米大学の先生方と学生さん達が、山口酒造場の残る古文書の調査にあたられています。

昔は一般の家庭にもあった古文書ですが、現在は、なかなか貴重なものになってしまったようです。

3年前から、年間になんどか調査にこられています。

まずは、古い和紙にかかれた文字をすべて写真にとるところから始まります。

気の遠くなる作業ですが、1枚1枚、子供を扱うような気持ちで・・・