立春(りっしゅん)《二十四節気》

梅白
2月4日は、立春です。
太陽黄経315度。

二十四節気の節目はこの立春が起点になります。
春の始まりです。三寒四温と申しますように、寒い日もまだまだ続きますが、
梅の花が咲き始めて次第に暖かくなります。
立春の日に「立春大吉」と書いた紙札を鬼門の方位に貼ると厄除けになると
伝えられています。

大寒(だいかん)《二十四節気》

雪パンジー

1月20日は、大寒です。
太陽黄経300度。

1年で最も寒い時期で、大雪が降る季節です。
日本酒をはじめ、凍り豆腐や味噌、醤油を仕込む最適な寒さとなります。
この時期の水は、寒いために雑菌が少なく体に良いとされてきました。
冬の季節の最後の節気になりますが、まだまだ寒さが続きます。

小寒(しょうかん)《二十四節気》

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1月5日は、小寒です。
太陽黄径285度。
「寒の入り」。これから冬本番を迎えます。
降雪や積雪の時期で、寒さが厳しさを増します。
剣道の寒稽古などが行われる時期でもあります。
お燗の季節真っ只中です。

大雪(たいせつ)《二十四節気》

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12月7日は、大雪です。
太陽黄径255度。

この時期は、山間部のみならず平野部にも積雪が観測されます。
野生の動物たちは冬眠に入り、ウィンタースポーツのシーズン到来です。
クリスマス、大晦日、お正月 年末に向けて慌ただしい季節です。

小雪(しょうせつ)《二十四節気》

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11月22日は、小雪です。
太陽黄径240度。

雪の季節ですが、雪の量もさほど多くないことから小雪と呼ばれます。
これから次第に冷え込みが厳しくなり、いちょうやミカンが黄色づきます。
早い地域では、お歳暮の用意を始めるところもあります。

立冬(りっとう)《二十四節気》

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11月7日は、立冬です。
太陽黄径225度。

冬の始まりです。
四立(しりゅう) 立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目となります。
本格的に朝夕が冷え込み、日照時間も短くなり初雪が観測される時期です。
ますますお燗が美味しくなる季節です。

寒露(かんろ)《二十四節気》

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10月8日は、「寒露」。
太陽黄径195度。

「寒露」とは、秋の初めに野草に宿る冷たい露のこと。
本格的な秋の到来です。米や穀物などの収穫も忙しさを極める時期。
紅葉も濃くなり、大気の状態も安定し晴れの日も多くなります。
夜月を見ながら、日本酒一杯いかがですか。

秋分(しゅうぶん)《二十四節気》

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9月22日は、秋分です。
太陽黄径180度。

秋分の日は、春分の日と同様に昼と夜の長さがほぼ同じになります。
秋分の日の3日前から7日間が秋の彼岸となります。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、この日を境に寒さが増します。

重陽の節句

菊
9月9日は、お年寄りを敬う日。重陽の節句。

宮中では、菊の花に綿を被せる神事、被綿(きせわた)が行われていました。
露よけとして菊の花に綿を被せて、その菊の香りを綿に移し身体を撫でると
長生き出来るとされていました。

また、その綿をお酒に沈めて菊の香りを楽しみながら頂く「掬酒」。
是非、皆様もお楽しみ下さいませ。