仕込49号~酒母編~

膨れてきました。「モト」のことを「酒母(しゅぼ)」といいます。まさしく、酒造りの母なる存在。すべての工程のスタートです。

今日は朝から、仕込49号の酒母仕込を行いました。
「仕込む」ということは、酒造りにおいては「米」と「米麹(こめこうじ)」と「水」を混ぜあわせることをいいます。
「米」とは、当日蒸した米のこと。酒造りでは、米は炊かずに蒸します。
「米麹」については、後日詳しく書きますので今日は割愛。
「水」とは仕込水のこと。無味無臭で鉄分が無いこと等が条件です。

昔から、酒造りにおいて大切なことは「一麹、二モト、三造り(いちこうじにもとさんつくり)」と言います。その意味では、酒母造りは二番目に大切な要素です。
酒母がどうして重要なのか、また、酒母の役割などについてはまた後日。
(つづく)