山田錦10月4日

とうとう10月に入り、収穫まであと三週間ほどでしょうか。稲は登熟期にはいっており、モミの中にはすでに硬い粒が入っています。

古賀集団長と重松さん

今年の秋は大変あつく、高温障害の一種でしょうか、ウンカやカメムシがたくさん発生して、稲の養分を吸い取ろうとしており、減農薬栽培で取組む古賀集団長さんと重松さんがどの程度消毒するかを考え中です。

農薬を使うことには賛否両論ありますが、個人的な考えですが、稲作においては農薬は種類を選び、上手に使用すればいいのではと思います。 消費者は「無農薬」という言葉に弱いのですが、田んぼや農家の方のことを知れば知るほど、そう思うようになりました。 (野菜類は別です。また、肥料は化学・有機ともにすこし考えるべきかもしれません)

頭をたれる姿

今の田んぼの色は緑色から黄緑色で、まだまだ緑が強い感じですが、これがあと10日もすれば黄緑色から黄色に変化し、最後は黄金色に一面が輝きます。
美しい日本の原風景、山田錦のたんぼを眺めていると、こころが洗われるようなすがすがしい気持ちになります。

干潟畑灌