山田錦8月17日

現在70cmくらいの背丈です8月17日の重松さんのたんぼ。背丈は70cmくらい。順調ですが少し分株本数が多く、中干し期間が短かったかと反省しておられました。ここ最近の酷暑により人間には大きな被害が出ておりますが、作物にとっては7月の長雨による日照不足を補うのに丁度良かったと考えるべきだと言われていました。マスコミでは異常気象だと連日報道していますが、自然は誠にバランスよくできていると思いました。

左が無肥料、右が有機質の肥料を40kg/反 入れた田んぼ 実験中。稲は現在、幼穂形成期に入っており、一つの稲株から30本程度の茎が出ており、その内25本くらいから穂がでれば理想的だと言っておられました。あまり分株本数を増やして欲張ると、日照不足の茎が出てきて良い籾が期待できないのです。つまり、欲張らず少ない穂で健康な籾を適量栽培するという理屈。
 いい酒を造るためにと、農家の方々にはいつも大変なご協力をいただいており有り難い限りです。