輸出をするわけ


中国で破壊や略奪が起きています。

ターゲットが日本人や日本食レストランになるから、たまらない。

日章旗が燃やされることも。

そんな中、今中国にいます。

なんでこんな時に?と言われます。

友達や会社や家族にも心配をかけているのも事実。

しかし、仕事は仕事。

「何かあったらいけないから」という言葉を最近よく聞きます。

何かあったらいけないから、全てをやめる、中止する。

最近そのような判断がされることが多いような…

食中毒が起きれば、レバ刺しを法律で禁止する。

市職員が酒で不祥事を起こせば、市長が禁酒令を出す。

全部を禁止するのは簡単な方法ですが、他に方法はないのでしょうか。

国と国が問題を起こした時、レジャーや娯楽を自粛するならわかります。

しかし経済や人的交流すべてをストップしていいのだろうか。

経済は生活そのもの、広い範囲に影響をおよぼします。

私は敢えて今回訪中して、通常の営業活動をすることを決めました。

自分では思い切った決断でも、実際現地に行ってみると、ぎりぎりのところで会社のためや国のために働いている方々目の当たりにします。

逃げられない状況で明るく頑張っておられる。

当社が日本酒の輸出をするのは、コメを一番高く売る方法は日本酒に加工して海外に輸出することだと思うからです。

デフレが海外から輸入される昨今、ウチのような小さい会社でも、何か出来ることがあるはず。

だから特に中国では日本酒を売りたい、日本酒や日本文化を広めたい…更にそんな気持ちになりました。

身の丈にあった当社のチームニッポン活動です。

社長 山口でした。