山田錦⑨

夕日にあたると黄金色

小郡の干潟で自然農法に取り組む樽海さんの圃場で刈り取りを行いました。

この田んぼは、全くの自然農法(樽海さんにいわせると50年前に戻っただけ)で取り組む圃場。
無機有機にかかわらず肥料は入れず、農薬も使用せず(正確にいうと病気にならないので不要)、もう20年以上の田んぼです。今日は手刈りです。

手刈りです

田んぼは黄金色といいますが、この田んぼは本当に奇麗な黄金色に輝きます。

とれた稲はモミの上からみると、大粒、しかし猛暑の影響で若干粒は小さめでしょう。 このまま一週間かけて自然乾燥させます。

近所の子供さんです

筑後の土蔵2010

筑後の土蔵2010開催中です。

コスモス街道10月9日コスモス街道も見ごろを迎え、沢山のご来場をいただいておりまして、誠にありがとうございます。

今年は、酒まんじゅうや蒸し豚足などのメニューも増えワイワイにぎやかにしています。

うぐいすバーでは、TV放映の影響もあり、一杯10円の奉納酒(しぼりたて原酒)が人気。

どうぞ秋の山口酒造場にお越しくださいませ。

10月蔵元日記

秋らしい日がつづくようになりました。

あまり知られていないことかもしれませんが、福岡県は全国屈指の酒造米の生産地です。良質の山田錦の産地・糸島などを擁し、すくなくとも2年前までは、酒米生産量日本一、山田錦生産量は二位(一位は兵庫県)だったはずです。

福岡県は、土壌が良く、水も豊富で稲作にとても適した場所なのです。

小郡 干潟地区の田んぼ 山田錦現在田んぼでは、暑過ぎた夏を取り戻そうと、モミに包まれた粒が一生懸命太ろうとしている最中です。
穂は短いものの、(もみの上から見ると)十分に大粒で、取り入れまで後2週間くらいでしょうか山田錦の穂はそよそよと気持ち良さそうに風に揺れています。

今は山田錦の一番美しい時期。
これから中旬まで、田んぼは黄金色に輝きます。