ひやおろし

ひやおろしとは、一言でいうと「秋の酒」。
最近は「秋あがり」とほぼ同じ意味で使われています

まろやかで、味がのって、旨みが出てくる‥というイメージでしょうか。

以前は10月~11月に飲むお酒でしたが、最近は9月に飲みはじめるのが定着した感じです。
個人的には10月下旬頃、ジャケットが必要になった頃に飲む感じがしっくりときます。

「まだこんなに暑いのに、ひやおろしなんて‥‥」
毎年のように業界では話題にはのぼるんですが、、

 

デザイン一新しました

今年、山口酒造場では「ひやおろし」として一本別タンクで仕込ました。
本来の「ひやおろし」の味わいを極力だそうと、いろいろ工夫してみました。
どうぞ、ご賞味くださいませ。

◎にわのうぐいす うぐいすラベルひやおろし
1.8 2400円(税別)
720 1200円(税別)
季節限定、本数限定ですが、ラベルを新しくして新登場です。

8月末に蔵出しします
どうぞ宜しくお願いします

【酒活プロジェクト】酒蔵見学&初・懇親会 

8月10日 久留米大学の酒活(しゅかつ)プロジェクト メンバー約35名が来場され、酒蔵を見学してもらいました。

 

 

2班に分かれて見学

先生方や生徒さんたち、初めて酒蔵を見学する人が多く、2班に分かれて酒蔵見学。
みなさん珍しい様子

真夏の酒蔵はひっそりしていて、特段見るものがありません。
が、皆様熱心に見学をしていただきました。
冬ならば、もって見てもらいたいところは沢山あったのですが、、、

宴会スタート
そして懇親会スタート。

最初はぎこちない感じでスタートしたものの、大学の方々&酒蔵スタッフ、しっかりと懇親を深めさせていただきました。
この【酒活プロジェクト】は産学連携事業なので、なんとなく引き締まるというか、インターンや「コラボ」といったものとはまた別のよさがありそうです。

そして、お仕事の時間です。(本当はこちらがメイン 笑)
自分たちが作るお酒のコンセプト作りを3班に分かれて議論しました。

B班のみんな(Bチーム。お酒のコンセプト作り)

今回のプロジェクトは、学生さんも飽くまで「社会人」として行動してもらうことになってます。
当然、コストや効率も大切ですが、モノつくりでは最初の「夢」や「思い」のところが一番重要ではないでしょうか。

当日は、コンセプトつくり=「何がしたいのか」、という点に一番時間を割きました。
この点は、今後もフォローアップしていこうかと思っています。

P1030147.JPG(C班。どんなお酒を飲んでみたいか、、、)

3班とも、大変いい意見が出ていました。

次回からは、班毎に集まり、活動していきます。どんなお酒が出来ることやら。
自分でやっててもわからない。。。。

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写真画像が見にくくなっており申し訳ありません。
サーバーの調査&改善中です。
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日本酒クールスタイル 番外編

style6【カシス】
日本酒+カシスリキュール を氷入りワイングラスに。
シンプルです!
日本酒xカシスリキュール(カシスティースプーン1杯)

カシスの量で全然味が違います。
ティースプーン5杯くらいいれるとパンチがでます。
日本酒xカシス(カシスティースプーン5杯)

若い方にはカシスの量を増やしたほうが良さそう。
ここで、弊社スタッフが、集めた素材をもとにいろいろ造ってみました。
おいしい!という声が多かったものを紹介します。

1)鶯とろ牛乳
 梅酒:鶯とろ60cc 牛乳30cc ロックで
梅酒x牛乳

 一番人気でした。 梅酒と牛乳…意外でした

2)どぶろくカシス
 鶯印のどぶろく 80cc カシス10cc ロックで
 こんな見た目のカクテルありましたよね? 結構いけました。
どぶろくxカシス

3)まぜるうちに出来たもの…
実は、一番受けました。
イチゴミルクみたいな風味
日本酒x梅酒xカシスx(何を混ぜたか、はっきりと覚えていません)
 
梅酒xカシスxレモン

今となっては再現不能のカクテル、、、美味しかったです!!

日本酒をカクテルベースにする、「クールスタイル」意外と面白い。

日本酒クールスタイル 後編

style4【にごり酒xミルク】
にごり酒と牛乳を同量。ロックグラスに。手軽!
これは、なかなかいけます。
にごり酒x牛乳

勇み足で、梅酒ベースにしました(鶯とろにチョイ牛乳を注ぐ)と‥
梅酒 鶯とろx牛乳
これも中々いけます。目からウロコ。

style5【日本酒x緑茶】
日本酒と緑茶を同量、ロックグラスに。単純ですが新しい!
日本酒x日本茶

しかし何かものたりなく、これに抹茶を追加、、、簡単!!
日本酒x日本茶x抹茶一さじ

風味が増して、すこし美味しく感じました。

番外編につづく~

日本酒クールスタイル 前編

クールスタイル「日本酒クールスタイル」(by日本酒造組合中央会) カクテル6種類を作ってみました。

トータル飲料コンサルタントの友田晶子さんがproduceした、日本酒の新しい飲み方。
全6種類です。

style1【クラッシュアイス】
日本酒を注ぐだけ
日本酒をクラッシュアイスに注ぐだけ。シンプル!
オススメはシャンパングラス。この感覚が日本酒にはなかったんです。
レシピ通り、ハーブを入れてアクセント

style2【日本酒ハイボール】
日本酒x炭酸水

日本酒と炭酸水を同量氷に注ぎ、レモンスライスを投入!簡単です!
当社では「甘い酒」を使うと美味しいかもという意見

style3【日本酒サムライロック】
日本酒xライム(今回はライムシロップで代用)

ロックグラスに日本酒注ぎ、ライムをしぼるだけ。お手軽です! 
しかし、なぜライムがサムライなのか‥という意見も

後半につづく~

8月蔵元日記

8月 真夏です!

あまりの暑さに日本酒なんて、、、という方もいらっしゃるかもしれませんが、実は今、夏にあえて日本酒を飲む人が増えているんです。

弊社の「なつがこい」「スパークリング」につづいて「どぶろく」なんかもオンザロックなどで飲むと美味しいですよ!

この暑いさなか、どぶろくを仕込んだ様子です→
https://niwanouguisu.com/?p=1196

渡辺祐己です久しぶりのスタッフ紹介
今月は、渡辺祐己くんです。
渡辺君は、東京農大出身の25歳。
近隣の酒蔵に入社されましたが、縁あって、3年ほど山口酒造場で修行することになりました。手加減無しで修行中です。
まだういういしい感じののこる若者。どうぞよろしくお願いします。

<渡辺祐己>
みなさん初めまして。農大を卒業して、やっと酒の業界に入ることができました。
一日も早く、「庭のうぐいすの一員」と認めてもらえるように頑張っています。
まだまだ分からないことばかりですが、どうぞ宜しくお願いします。

【酒活プロジェクト】キックオフミーティング 後編

当日は、堂前先生(前々学部長)の挨拶のあと、私の思いプレゼンテーション。

会社の歴史、日本酒業界の現状、リキュールに対するアプローチ、久留米に対する思いなどを、お話させていただきました。何かを感じてもらえたかなぁ~?

そして、チーム編成。

Aチーム (チームリーダー 弓削綾香さん)
Aチーム

Bチーム(チームリーダー 竹内知花さん)
Bチーム

Cチーム(チームリーダー 橋本雅子さん)
Cチーム

チームリーダーが皆女性に決まってしまうのは世の流れでしょうか

サポートスタッフの上原ゼミのみなさん
サポートスタッフのみなさま

そして最後に、文学部の教授の先生。みんな素敵な方です。
情報科学、心理学、地域文化など先生方の専門分野をどんどん事業に取り入れていきます。
先生方
(中央が堂前先生。プロジェクトリーダー。)

今後の予定は、8月10日酒蔵で宴会

これがないと、始まりません(笑)

みなさん、宜しくお願いします!

【酒活プロジェクト】キックオフミーティング 前編

キックオフミーティング

7月29日 
「久留米大学 山口酒造場 産学連携 酒活(しゅかつ)プロジェクト」
の初顔合わせ : キックオフミーティング が開催されました。
久留米大学は教職員2000名を数えるマンモス校

久留米大学は、学生6000人を抱える久留米の私立大学。
実際訪れてみると、久留米に若者がこんなにいたのか、と素直におどろきます。

2011年、久留米大学文学部と山口酒造場で、コラボ企画が始まります。

目的は、それぞれ違うのですが、、、

《久留米大学》 学生への機会提供、大学の知的資源の還元、地域貢献、PRなどなど
《山口酒造場》 商品開発、消費喚起、地産地消

熱い思いは一緒です!!

集まってくれた学生たち
(参加してくれる学生たち、50名くらい集まってくれました)

これから半年間、大学教授、大学生、山口酒造場が協働して、新しいお酒を作ります。
素材が何になるか、どんなお酒になるのかも全く未定。まずは、コンセプト作りから。

どぶろく 夏仕込みやりました

鶯印のどぶろく

暑さのせいか、今年はどぶろくの出荷が好調です。

この調子で出荷が続けば、秋口にはなくなりそう。ありがたいことです。

そんな訳で、ご法度とされる「夏仕込」、真夏のどぶろく仕込みをやりました。

夏に仕込むと何かと大変です。

大汗をかいています(一例:水浸しのタンク回り)

まずは、原料の手配。
今まで、ヒノヒカリ→山田錦→五百万石といろんな原料を使用してきましたが、今回は福井県の酒造好適米「神力」という米を使用することにしました(麹米は山田錦)

仕込1日目
(仕込1日目)

昨年の五百万石はすっきりさわやかな感じでそれはそれで好評でしたが、今回は真夏用ということで甘み・酸味を強く出す為、いろいろ考えて決めました。

簡単にいうと、しっかり溶かしてしっかり甘みを出す。酸味を出す。という作戦です。

仕込20日目
(仕込20日目)

仕込んで21日、予定よりすこし醗酵に時間がかかりましたが、今日瓶詰め・火入れをして、完成しました。

甘み強く、酸味たっぷり。香りに巨峰のような含み香のあるどぶろくの完成。

古賀杜氏もニンマリです

完成!

【イベント】角打ち 住吉酒販

角打ち とは、九州での立ち飲みのこと。

博多区住吉酒販さんで、月に一度の角打ちに参加します。

8月7日
12:00~18:30
1F 若波酒造
2F 庭のうぐいす

料理 住吉日本料理 古賀

皆様、ふるってお立ち寄りください!