2014 - 山口酒造場

醪圧搾機の洗浄

醸造担当　大下です。

酒造りの片付けも、ようやく落ち着きました。
毎年最後の大仕事が、醪圧搾機の解体・洗浄です。

大きな板を、手分けして洗います。

『庭のうぐいす特別純米なつがこい』発売です!!
暑い夏に喉を潤すような爽快な飲み口の特別純米酒です。

お陰様で当蔵の出荷はほぼ完了し、在庫はあと少しとなりました。

お取り扱い酒販店様・飲食店様でお見かけの際は、是非是非ご賞味くださいませ。

醸造担当　大下です。

以前、「タンクに何リットル入っているのか、どうやって調べるの？」
と聞かれたことがあります。

写真のように、目盛りのついた尺でタンクの淵から液面までの深さを測って調べます。
各タンクごとに違うので、目盛りとリットル数の換算表が何十枚もあります。

醸造担当　大下です。

清酒の造りが終わり、梅酒に使用する粕取焼酎の製造もピークを迎えております。

弊社の粕取焼酎は、減圧蒸留といい、蒸留器内の気圧を下げて蒸留する方法を採用しております。

器内の気圧を下げることで100℃よりも低い温度で沸騰しますので、きれいで味わいの深い原酒を取り出すことができます。

酒名｢庭のうぐいす｣の由来になった、山口家の庭に｢カササギ（かちがらす）｣が飛来しています。

｢うぐいす｣が水を飲んだり、水遊びをする場を得意顔で居座っています。
美味しい湧水の味を知ってしまったのでしょうか。

うぐいすは羽毛が抜け替わる時期である夏になると、比較的標高の高い山奥に帰ります。
そしてうぐいすが不在の時期になると、色々な鳥達が留守番をしてくれる山口家の庭です。

地酒総選挙
https://docs.google.com/forms/d/1hgUyxJ4oanFBajoiioHrpZqm_H14iWENQA5_0d8dggo/viewform

お取引先の若旦那から、熱い提案です。
ご参加くださいませ。

仕込蔵を見上げると、晴れ晴れしく広がる五月の青空。

五月は、早苗を植える時期。
早苗を植える月「早苗月（さなえづき）」が略され、「さつき」になったとする説があります。
また、「皐」の漢字には「神様に捧げる稲」と言う意味もあるそうです。
今年も、神様に五穀豊穣を祈念申し上げます。

年末出荷予定の「スパークリングピンク純米吟醸」のモロミです。
今年も順調に赤く発色しています。
実は、気弱で、恥ずかしがり屋で、デリケートなピンク酵母。
他の酵母が混入しないように過保護に育てます。
（他の酵母が混入すると赤く発色しません）

今から瓶の中で約半年間、２次発酵。
もうひと頑張りします。
皆様、どうぞお楽しみに！

山口酒造場とuguisubarは、5月3・4・5・6日は勝手乍らG.W.休みを頂きます。
7日より通常営業となりますので宜しくお願いします

春のイベントも一段落。
今年も多くの方々にご来場頂きまして、誠に有難うございました。
気候も日増しに暖かくなり、夏へと向かって参ります。

来月５月中旬頃には、夏のお酒「特別純米　なつがこい」の出荷を予定しております。
もうしばらくお待ち下さいませ。

お客様係の柴戸でした。