続報 筑後の土蔵

酒売場です

毎日多くの方にご来場していただき、大盛況の筑後の土蔵です。はるばる遠方からきていただいく方、毎年10月が楽しみといっていただける方、様々です。

パッチワークは全部で70点ほど展示しています

今年も山口怜子のパッチワークを第一会場、第二会場、母屋の全館に展示しています。
今年は、小さい作品が多いため飾りつけが大変だっととは本人談。小さなキャプションに、その作品に使われている布の物語、人物の物語を書いています。

蔵の膳 

こちらは人気の蔵の膳。今年のメニューは食前酒の梅酒(又は雑穀甘酒)から始まり、最後のスイーツと紅茶まで全17品。 1500円のお弁当は一日限定100食です。

今年はTV放映が重なったこともあり問合せが多いので、ご希望の方は必ず電話で予約または確認してお越し下さい。昨日もわざわざ県外からお弁当を食べにきていただいたのに蔵の膳が売り切れており、本当に申し訳なく思いました。
 

今でも現役です。

蔵の膳以外にも、うどん類を準備しています。
こちらは、100年以上つづく現役のおくど。倉男の食事を炊き続けた蔵の生き字引です。
今年は、この釜をつかってうどんやおにぎりをお出ししています。

約50万本のコスモス

筑後の土蔵は今週日曜日、21日まで。日本のよいもの素晴らしいものを筑後の酒蔵から発信しています。当社の考える日本酒の楽しみ方、食のあり方などを体験しにいらっしゃいませんか。近くにはコスモス街道という小径もあり、現在コスモスが満開です。

一同こころよりお待ち申し上げています。

筑後の土蔵 営業中!

シンボルの布袋様1日から筑後の土蔵が始まりました。当社の考える「日本酒」という飲み物、発酵食品の使い方、筑後の酒蔵からいろんなものを発信しています。

21日まで無休で営業してますので、どうぞごゆっくりお出かけ下さい。一同こころよりお待ちしております。

筑後の土蔵が始まります!

今年も10月1日から「筑後の土蔵」展が始まります。今年で21回目を迎えるこの会もすっかり季節のイベントとして地域に根付いてきた感があり嬉しい限りです。

今年は初日の10月1日にRKB(福岡毎日放送)の今日感テレビで、また4日にはKBCのアサデスKBCなどで様子が放映される予定です。
蔵の膳 全17種のこだわりの食材がはいっています好評いただている「蔵の膳」の予約も受付開始しました。
当蔵が考える「食」を形にしたものです。
一日100食程度の限定になりますので土日は予約をお勧めしております。

日本には素晴らしい酒、地域文化、風俗、芸術、食があります。どうぞごゆっくりお越し下さい。

●第21回筑後の土蔵
10月1日から21日まで 
10時~17時
お問合せ 合名会社山口酒造場 0942-78-2008

筑後の土蔵 のご紹介⑪

2006年 第20回「筑後の土蔵」展(10/1-10/22)

人気のパッチワーク作品「20回までがんばろう」と皆で口をそろえて取組んできた筑後の土蔵も、本当に20回目を迎えることができた。先代が生きていたらどんなによろこんでいたことか。

9月30日には、20周年記念前夜際が行われた。招待客約200名をお招きしこれまでの20年に感謝し、また今後の取組みの指針を発表しました。

縁のある方と鏡割りUguisubarウグイスバーで飲む人たち前夜際での女性スタッフうめブタを梅実で飼育します食品を地熱の蒸気で蒸したり乾燥させたりします

20年目の記念事業として、蔵内にテースティングができるUguisubarを開設し旬のお酒をテースティングできる場としてスタートさせた。また環境リサイクル問題としては梅酒製造後の梅実をブタのえさに使いブランド豚「ウメぶた」を飼育、またその堆肥を梅の木に戻すというウメぶたリサイクルに取組み始めた。 また「子供たちの食を守る」地蔵原食工房では、地熱食品の取組に幅を広げるなど、この年の筑後の土蔵はいままでの集大成ともいえる事業が目白押しで大盛況に終わった。
この日当社は創業174年目を迎えたが、「これからの100年計画」を発表しその理念として、nipponのこころ製造業としてnipponのよさ日本人の素晴らしさを具現化するという目標を打ち立てた。

●前夜際の開催
●山口怜子パッチワーク新作展
●食材展 食工房地蔵原 
●「蔵の膳」 限定100食
●ギャラリー展
 

筑後の土蔵 のご紹介⑩

2004年 第18回筑後の土蔵展(10月1日から21日/当初予定は24日)

第18回は10代蔵元山口尚則が病気療養で入院していたこともあり、準備がかなりおくれていたがなんとか10月1日からスタートできました。しかし、会期をあと3日を残し21日に10代目が急逝したため、土蔵展も21日でクローズした。週末を控え遠方から来られていた方も多く、大変なご迷惑をおかけしました。

●山口怜子パッチワーク新作展
●食材展 (食工房地蔵原)
●山口怜子デザイン展

おくんちの稚児行列パッチワーク作品 

パッチワーク作品麻生知事と交渉する10代目(中央)

筑後の土蔵 のご紹介⑨

原点回帰期(2002-2003)

 山口怜子は1980年から10年に一度のペースでパッチワーク全国巡回展を行ってきましたが、2001年に自身3度目となる全国巡回展が福岡三越を皮切りに約1年をかけて全国のデパート催場を巡ってきました。2002は、その「里帰り展」として全作品を前半と後半と分けて山口酒造場全館に展示しました。
 また、初年度から取組んでいる「食」についても、これまでの生産者や農産物を紹介する形ではなく、当社自らが製造に携わった商品を発表していく機会となりました。
 これは、女将の山口怜子が中心となり「子どもたちの食を守る」をテーマに(有)食工房地蔵原(しょくこうぼうじぞうばる)を立上げるきっかけになりました。2002年03年身近にあるよいもの、nipponの素晴らしいものを自分の手で発表するとう原点に立ち返った時期だといえるかもしれません。

シンボルの土蔵稚児行列

2002年 第16回「筑後の土蔵」展(10/1-10/20)
山口怜子第一会場から第三会場まで「山口怜子全国巡回里帰り展」を開催。作品が多く入りきれなかったため、前半と後半と作品を入替えながらの展示となりました。また、昨年に引続き「つくりべ筑後工芸展」を併設。筑後地方の工芸レベルの高さには歴史的にも深みがあり、大変驚かされます。また、佐賀の鍋島からは紅茶とケーキの「夢染館」にも出展していただきました。

●山口怜子全国巡回里帰り展
●つくりべ筑後工芸展 展示と販売
●山口怜子デザイン展
●紅茶とケーキ 「夢染館」

2003年 第17回「筑後の土蔵」展(10/1-10/26)
2003年は(有)食工房地蔵原の本格的な発表の場となり、マスコミ、食品関係者、研究家、生産者など多くの食関係の専門家の方が多くお越しになりました。「子どもたちの食を守る」食べものは保存食としても注目されアメリカNASAが機内食としても目をつけたほど。また、地熱を使い「加工費ゼロの食品加工会社」を目指すという目標も掲げた。

食工房地蔵原の初期カタログ食工房地蔵原の初期カタログ

筑後の土蔵 のご紹介⑧

2000年 第14回「筑後の土蔵」展(10/1-10/22)

庭のうぐいすの蔵開き「筑後の土蔵」展も14年目を迎えた2000年は、石川県から小川静代先生にお越しいただき、「ばっちゃ人形展」を開催。小川先生は数日当蔵に滞在され、酒好きのご主人も交え楽しくお酒を酌み交わし、秋の夜長を楽しんだ。また、真砂三千代先生のAFA展では自然派素材の布でつくられた衣裳展を行い、購入も可能であったため、女性を中心に幅広い年齢層から支持された。昨年好評の紅茶とケーキのお店「夢染館」も出展した。
真砂三千代 オーガニックコットンの作品小川静代 ばっちゃ人形つくりべ筑後の一人、高木重太さんの作品

●ばっちゃ人形展 NHKテレビ出演 小川静代
●AFA展 真砂三千代
●紅茶とケーキ「夢染館」
●山口怜子新作展

2001年 第15回「筑後の土蔵」展(10/1-10/21)

人間国宝 志村ふくみ作品2001年は、京都から人間国宝の志村ふくみさんをお招きし、「染と織の世界」展を開催し、来場された方々に大変喜んでいただきました。志村ふくみさんから、染めや織についていろんな話をお聞きし、nipponの美や技について染色の角度から深い思いなど貴重なお話を沢山聞かせていただきました。また、筑後地方からは、「つくりべ筑後」の作家さんたちに初展示していただき、改めて筑後地方の豊かな伝統産業の幅広さに蔵は大いに賑わった。

●染と織の世界 人間国宝 志村ふくみ作品展示
●つくりべ筑後(工芸展) 展示・販売
●紅茶とケーキ 「夢染館」
●山口怜子デザイン展、新作パッチワーク展

筑後の土蔵 のご紹介⑦

円熟期(1998-2001)

98年から01年にかけては、全国各地から多方面でご活躍中の多くの作家の方、芸術関係の先生をお招きし、より洗練された展示を行う一方、酒の提案においても新分野に取組むなどして来場するお客さんに喜んでもらえるよう充実した時期でもあった。

1998年 第12回「筑後の土蔵」展
コスモスが大変きれいに咲き乱れた98年は全国からNHKテレビでご活躍中の斉藤禮先生、真木雅子先生、真木千秋先生の作品展示と販売を、また第三会場では粕川雅子コレクションを初展示、からくり人形展を開催した。
 お酒においては、大吟醸を7年寝かせた熟成大吟醸をはじめ、全国鑑評会で入賞した吟醸酒、甘口酒の提案や定番のしぼりたて原酒、などなど幅広い日本酒の提案を行った。
真木雅子先生のシルクからくり人形展真木雅子先生作品斉藤禮先生の作品

●NHKテレビ出演指導者の先生による作品展示と販売
  斉藤禮、真木雅子、真木千秋
●歌舞伎衣裳展、からくり人形展(粕川雅子コレクション)
●藍工房新作パッチワーク展

1999年 第13回「筑後の土蔵」展

中山冨美子先生のモラ東郷青児作品  99年は前年に引き続きNHKで教えておられる中山冨美子先生にお越しいただき作品展示と販売を、第一会場では、TAKAコレクション初公開として、東郷青児、岡本太郎、斉藤三郎などの絵画50点を展示した。藍工房の新作パッチワーク展も好評。この年に、「恐らく日本国唯一」でおなじみの樽酎を紹介する。

樽酎は、25度の和水した状態でバージン樽に一度だけ寝かせた麦焼酎。限定600本。
麦焼酎の製造は、関係会社の研醸株式会社(www.e-kenjou.com

●東郷青児、岡本太郎、斉藤三郎ら絵画展(TAKAコレクション)
●NHKテレビ出演指導者の先生による作品展示と販売
●藍工房新作パッチワーク展

 

筑後の土蔵 のご紹介⑥

1996年10月 第10回「筑後の土蔵」展

ミャオ族の婚礼衣裳96年はコレクターの武本氏のコレクションを当蔵で初公開し、ミャンマーのミャオ族の民族衣装や婚礼衣装展というめずらしい個展を開催した。素朴ながら手の込んだ豪華な婚礼衣装は、恒例の山口怜子パッチワーワーク新作展と交じり合い、蔵をにぎあわせた。また、山口酒造に残る調度品から、戦国武将の鎧など、大きな展示物を飾った。

●ミャオ族の婚礼衣装展(武本耕一コレクション)
●山口酒造の調度品展示
●藍工房の新作パッチワーク展

1997年10月 第11回「筑後の土蔵」展

ステンドグラスこの年は、洋陽コレクションの協力を得て、英国王室のダイアナ妃の実家(スペンサー家)の大ステンドクラスを展示。また、アンティークステンドグラスを50点展示し、観光客を喜ばせた。また、亮コレクションからは、珍しい布を500点展示していただき、パッチワークファンには見ごたえのある展示となった。
また、10月限定のお酒も好評いただき、蔵元の熟成したお酒の提案も徐々に受け入れられていき、人気のしぼりたて生原酒が限定品になったのはこの年から。

●アンティークステンドクラス50点(洋陽コレクション)
●スペンサー卿(故ダイアナ妃生家)の大ステンドグラス
●和・漢・洋 珍裂500点(亮コレクション)
●藍工房新作パッチワーク展示

 展示されたパッチワーク作品

 

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筑後の土蔵 のご紹介⑤

1995年 第9回「筑後の土蔵」展

●昭和のおもちゃ展(岩下コレクション初公開)
岩下コレクションより岩下コレクション岩下氏は、宝珠山を本拠地にし(現在は大分県湯布院町)、世界的に有名なバイクのコレクターで東京ドームで個展もされる。岩下氏はおもちゃのコレクターでもあり当蔵で初公開個展を開催していただいた

 

●金子義郎の絵画展
干支ラベル干支ラベル丑年金子先生の作品歯科医師が本業であるが当社からの個展の依頼に快諾していただいた。先生の絵画は独特の画風で、迫力があるなかにもどこか愛らしさがあり、時間をかけて観ていたい作品ばかり。
そして、なんと、この個展がきっかけになり、翌年は、アメリカのボストン美術館が金子先生の絵画を買い入れることになった。2006年まで12年続いた正月のお酒「干支ラベル」シリーズのラベルは金子先生が十二支を描いたもの(現在は終売)。

●山口酒造の調度品「焼物」展示、藍工房新作パッチワーク展示
昨年の漆器に続き、第9回は蔵元が大好きな「焼物」を展示。また、人気のパッチワークは今年一年に制作したパッチワーク作品を展示し人気を集めた。

 

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