12月蔵元日記

早いもので師走になり、朝晩もしっかりと冷えこみ冬らしくなってきた九州地方です。

今年は杜氏が変わったり、うぐいすラベルがリニューアルしたり、からくち鶯辛が発売されたりと、なにかと忙しい一年になりました。

 しかしながら、杜氏の心意気は新杜氏に引き継がれ、うぐいすラベルはこれまで以上のご愛顧をいただくようになり、また、新発売の鶯辛は予想をこえる反響をいただいておりまして本当にありがとうございます。

 そして何よりも、いつものように、当たり前に日本酒が仕込めることは、日ごろよりご愛顧いただいたおります、皆様のお陰です、社を代表いたしまして、こころより感謝申し上げます。

さて、今月のスタッフ紹介は佐藤雄一君をご紹介します。
佐藤君は、某大手レコード販売会社の店長時代に「売ることよりも造ることがしたい」と一念発起して日本酒製造の門を叩いた29歳。現在、製造部でモロミ管理を担当しています。若いながらも茶道が趣味というシブい青年ですが、今どきの美味しい店などにとても詳しく、休憩時間には彼の雑学に皆がうなずく場面もしばしばです。目下、杜氏の元で修行中。

◎佐藤 雄一
佐藤雄一まだまだ修行中の佐藤と申します。日本酒造りは体力的にはとても厳しい仕事ですが、微生物が日本酒を醸していく過程を見ているととても楽しいです。今年の造りの後半には、やっとモロミ管理を一人でまかせられることになっていますので、それに向けても只今勉強中です。今後とも宜しくお願いいたします。