稲刈り

10月18日、武井さんの田んぼ(山田錦の契約栽培)で稲刈りをしました

重たく頭(こうべ)を垂れた稲穂。
秋らしい日々が続いた自然の恵みです。
昨年に引続き、山田錦の出来はよさそうです。

コンバインを運転しながらの撮影は初めて(笑)
やや倒伏気味の稲が目立ちますが、いかにも山田錦らしい。
ゆっくりゆっくり刈っていきます。

コンバインで刈っていくと、脱粒といっていい粒を全部田んぼに置いてきてしまうことがあります。いい粒から落ちてしまうから不思議。
しかし、ここは粘りどころ。しっかりと収めていきます。
今年はモミが落ちないような育て方をしたので、あまり脱粒はなさそう。

助っ人は真鍋君。なんとも頼もしい。

さて、今から、乾燥、もみすり、等級検査、精米と徐々に酒作りに近づいていきます。

これからやること沢山です。

8月9月の山田錦

今年の山田錦は、お陰様で「超順調」です。
今年九州は特に災害には見舞われず、夏は日光の光を燦燦と受け、稲は横にも縦にもすくすくと育っています。8月から9月は、一番稲の色や形が変わるころ。

ここ一ヶ月をまとめてご紹介します。

8月上旬から中旬頃(武井さんの田んぼ)

9月頭 穂が出た頃(同じく武井さんの田んぼ)
この頃、一面に山田錦の花が咲きます。白く淡い色が一面に広がり、農家のおっちゃんたちも笑顔で顔がくしゃくしゃになるころ。
受粉は一瞬で終わります。高速カメラで撮影したらさぞきれいでしょう。

9月10日ごろ (〃)
同じく武井さんの田んぼ。すっかり穂は伸びきり、下に垂れ始めています。まだまだ粒は未熟で、これから次第に「米粒」に成長していきます。
この時期、台風や病気が気がかりなところ。

これから、あと40日ー50日が勝負。
このまま、ひんやりと冷えてくれるといいのですが。。

2011山田錦

次に温湯消毒をします。

約60度のお湯に10分間浸漬して、熱殺菌。
消毒用の薬剤は使いません。

60度のお湯に浸漬します
<番外編>
当日は近所の子供たちが手伝いにきてくれて、よほど塩水が美味しいらしく水をペロペロ。
このあと、塩水選で浮いたモミを取り除いてくれました。

小学生