冬でもめったにマイナスの気温にはなりませんが、この日はマイマス4℃
降りしきる雪のなか、水道管に水をかけたり機械を調整したり、慣れない事にてんやわんやの数日間
蔵では吟醸仕込が続いております
気合を入れなおして がんばらなきゃ!
磨き抜かれた技を継承
開催日 4月15日(水) から 30日(木)
時間 10時から17時 まで(最終日は16時まで)
場所 山口酒造場 本館
内容 新酒のみ比べ
宝・節句展
食事処(予約不要)
筑後の土蔵が春開催になり、2年目になります
春の久留米・北野町におでかけくださいませ
大変申し訳ございませんが、当初予定していた3月15日~3月31日から開催日が変更になっております
3月20日~31日に開催された「第28回 筑後の土蔵」本日をもって無事に閉会することが出来ました。
開期中はたくさんの方々にお越しいただき、誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
行き届かぬ点多々あったかと思いますが、今後ともどうぞご指導の程よろしくお願いいたします。
今回、室礼(しつらい)師・菊川氏に入っていただき、母屋を見事に飾っていただきました。
室礼師とは、「和風インテリアコーディネーター」という言い方が
まったく本質を言い得ていなのですが、初めて聞く人にはわかりやすいかもしれません。
実は、わたしたちも、最後まで驚きの連続でした。
緻密に計算され、わずか12日の間に思い通りにサクラが咲き、満開になり、葉桜になるさま。
ツバキが自然に落ちるさまを楽しむ贅沢。
根気強く、丁寧に、毎日、朝昼晩、手を入れていく。
各地から取り寄せられた三種のサクラ、ツバキ、赤松、カラー、柳、美術びな、道具、稚こい、苔、草花の組み合わせ。
一瞬の美のために、献身的でもあり、神々しくもあるその室礼師の仕事を間近でみさせて頂きました。
この中で、食事をし酒をいただくという、日本の天皇家・公家や大名が楽しんできた贅沢。
地方のお金持ち(豪商)たちが、なんとかそれを模倣しようと、作らせた町雛たち。
1年を72候に分け(24節季72候)、5日ごとに模様を変え、季節を飾り付けます。
「日本の室礼は、世界で一番贅沢な遊び」
と言われるそうです。
日本の公家や大名たちが1000年以上も慣れ親しんだ、贅の極み。
日本の最高級のおもてなしです。
そして、これらすべてが、酒と関係している。
すべては、酒や膳をいただくために整えられるのです。
残念ながら、室礼を伝える人たちはだんだん少なくなってきているようです。
とてつもなく手間も費用もかかるからでしょうか。
日本の気候、しかも土蔵じゃないと、人形や道具の保存ができないという現実もあるようです。
われわれは日本酒の造り手として、この室礼に今後も微力ながら関わっていきたいと思っています。
といっても、出来ることは、たいへん、たいへん限られてしまいますが。
「あーー、楽しかった。
またやってみたい!
でも、疲れた~」
という本音を書かせていただき、
今回の結びとさせていただきます。
深謝
蔵元日記
都合により、部分的な写真になりますことご了承くださいませ
久留米の焼き鳥は、「だるむ」が有名。
昔、腸の部分を医学生が「だるむ」と医学用語で呼んだのがきっかけ。
しかし、久留米の焼き鳥文化は、「だるむ」だけではなさそうです。
「久留米の焼き鳥」について、ある焼き鳥屋さんに聞いた話。
「まずは、必ず炭をつかうこと。もう一つは、なんでも串に刺して焼くこと。
鳥・牛・馬・豚、野菜でも、海鮮でも。
でも、一番の特徴は、お年寄りから子供さんまで、家族で食べにくることなんです。
だからお店には、メニューが豊富。焼き鳥文化とは、久留米の生活そのものなんです。」
久留米の有名店の方々が、現地で食材を仕入れて、共同でつくねの仕込み。
左上から『鉄砲』の木下さん、『やっちん』の永瀬さんと『雁ノ巣』の栗原さん、左下は『蛍川』の原田さん、地元でなじみの方々が共同でつくねを製造する姿が新鮮でした!
秋の蔵開き「第26回 筑後の土蔵」
本日をもちまして無事に閉会することができました。
開期中は、たいへん多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
これも単に、いつも山口酒造場を応援してくださっている一人ひとりのご厚情の賜物だと厚く御礼申し上げます。
酒蔵に詰まった魅力を思う存分発信しようと、限定のお酒や手作りの食事の提供、パッチワークの展示といった企画は、先代・山口尚則と女将・怜子が二人で考えて、山口酒造場のスタッフや協力してくださった多くの方々とまさしく一丸となって作り上げてきたものです。
今思えば、「筑後の土蔵、筑後の土蔵…」と山口酒造場ではいつも筑後の土蔵の話をしていたような気がします。まさしく小さな酒蔵の思いがたくさん詰まったイベントでした。
最初はいろんなことがあったと聞いていますが、皆様方からのご支援により、誠に手前味噌ながら、いつのまにか季節の風物詩として地域に方々にも認識していただくような催しになったのではないかと、改めて皆様に感謝申し上げる次第です。
このような形での蔵開きは今年で最後とさせていただきたいと思っていますが、第27回目は、すこし違った形で「筑後の土蔵」を皆様方に見ていただきたいと考えています。
26年もの長きに亘り「筑後の土蔵」をご愛顧いただきましてまことにありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成24年10月31日
社長 山口哲生
秋の蔵開き「第26回 筑後の土蔵」を今年も開催いたします。
「春の新酒にはフレッシュな美味しさがあるけれど、秋の熟成した日本酒のおいしさを
是非味わってほしい」とは先代の蔵元の言葉。
秋の蔵開きは当時から珍しかったのですが、先代は頑として秋の蔵開きを続けました。
ちょうどコスモスの開花に合わせ、山口怜子のパッチワーク展を併設し、
地熱料理 蔵の膳 や 秋の限定酒などをご紹介してきました。
長年のご愛顧まことにありがとうございます。
そして、今年重要なお知らせがあります。
この秋の蔵開き「筑後の土蔵」は、今年26回目を最後に秋から春へ大きく形が変わります。
秋に半年ねかせた「ひやおろし」を味わっていただくという贅沢はできなくなりますが、
春開催の第27回目では先代の意思を引き継いで、新酒だけではなく熟成酒も取り揃え
テーマを「食」にクローズアップして一人ひとりのお客様が、じっくり深く日本酒を
味わっていただく機会をご提供しようと思っています。
今年最後の秋開催となる、「第26回 筑後の土蔵」
今年は、今までの集大成となるべく、スタッフ一同準備を進めているところです。
是非是非、みなさまのお越しをl心よりお待ち申し上げています。
早いもので、3月になりました。
通常の日本酒の仕込は、2月22日に甑倒しをしました。
しかし、中々ヒマにはならず、瓶詰めや火入れや仕込の後片付けなど、やること一杯の毎日です。ラストスパートといった感じでしょうか。
また、来週からは「どぶろく」などを製造するため、完全に蒸しが無くなるのは3月15日頃の予定。
今年は、一言でいえば高品質の福岡の酒米に助けれられ、「造りやすい年」でした。
お陰さまで、今のところ納得のいく酒造りができています。
これから皆様にお会いできる機会が増えてきます。どうぞ、今年の新酒、うぐいすラベル春の新酒をどうぞお楽しみくださいませ。
筑後の土蔵2010開催中です。
コスモス街道も見ごろを迎え、沢山のご来場をいただいておりまして、誠にありがとうございます。
今年は、酒まんじゅうや蒸し豚足などのメニューも増えワイワイにぎやかにしています。
うぐいすバーでは、TV放映の影響もあり、一杯10円の奉納酒(しぼりたて原酒)が人気。
どうぞ秋の山口酒造場にお越しくださいませ。