みいしんりき という米があります。
明治41年に「神力」と「愛国」を交配させ、福岡県三井郡味坂村(現福岡県小郡市)で育成された品種。
現在山口酒造場では、この米を復活させようという試みを始めています。
なにも「三井神力」の一大産地を作ろうという狙いはありません。
しかし、このコメ、当社にとって大きな可能性を秘めた品種だと思っています。
種もみを保存されている九州大学さんに相談したところ、2種類の三井神力を保存されていることがわかり、今回九州大学さんのご好意で2種類とも種もみを分けてもらうことができました。
今回いただいた種もみを、3年がかりで酒が仕込めるほどまで増やす計画です。
6月25日は、この三井神力の田植えをしました。
JAみいさんの協力で実現したもの。
(権藤さんの圃場とJAみいの重松さん。明らかに風貌が違う育苗箱。弊社の大下君。)
将来の酒米となるかもしれない、24年作付の三井神力。
最新の栽培記録が大正11年です。
さて、どうなることか。。。