醸造担当 大下です。
造りも皆造を迎え、やっと一息つけるようになった今日この頃です。
そんな3月の末日、期間満了となった通称「トモ」こと、藤友君(写真)が卒業(?)しました。
真面目で一生懸命に仕事に取り組むトモ。
古賀杜氏のマシンガントークにも動じない、マイペースなトモ。
ズボンの股の所が破けてもガムテープで補修して、何事もなかったかのように働くトモ。
大晦日にマイカーのカギをなくして、カギの110番に2万円も払ったトモ・・・。
色々ありましたが、激闘の造りを共にした彼の卒業は、私たち製造部にとっては、AKB48の卒業ネタよりも寂しい事なのです。
酒造りには、本気で造った人間にしかわからない、きつい事や辛い事がたくさんあります。
そんな濃密な時間を共にすることで、庭のうぐいす製造部軍団は、仲間としての絆を深めていっているのです。
うーん、酒造りって本当に素晴らしいものですね。