啓蟄(けいちつ)《二十四節気》

啓蟄
3月5日は二十四節気でいう「啓蟄(けいちつ)」の日です。
太陽黄経345度。
冬ごもりをしていた虫たちが、春の気配を感じて土から出てくる頃です。

春雷がとどろき、日差しも暖かくなる時期です。
店には山菜が並び始めます。
春の食材に舌鼓ながら、日本酒をいただきます。

上巳(じょうし)の節句(桃の節句)

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3月3日は「桃の節句(ひな祭り)」です。
正式には「上巳(じょうし)の節句」と言い、3月上旬の巳の日を意味します。

元々この上巳の日は、身についた不浄をお祓いした後にお酒やご馳走を頂いていたそうです。
この習慣が平安時代に宮中の「雛人形遊び」と形を変え、五節句の一つ
「ひな祭り」として国民の年間行事となりました。
この日は、日本酒もいただきます。

雨水(うすい) 《二十四節気》

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2月19日は二十四節気でいう「雨水(うすい)」の日です。
太陽黄経330度。
雪から雨に変わり、雪が溶けて水になるという意味です。

草木が芽生える頃で、農作業準備を始める時期でもあります。
春一番が吹く場合もあります。

すぐに暖かくなる分けではありませんが、三寒四温を繰り返しながら
春に向かって行きます。

※少々早いですが、この日に雛人形の飾り付けをすると、良縁に恵まれるとも
 言われます。

初午の日

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今年の初午の日は、2月6日です。
お稲荷様の誕生日です。

お稲荷様の使いの者として、毎日懸命に働いていらっしゃるキツネ様。
今日は、普段の労をねぎらってキツネ様の好物とされる油揚げや生玉子を
お供えします。
(キツネ様の好物である油揚げにご飯を詰め込んだものが「いなり寿司」です)

今年も五穀豊穣、商売繁盛、家内安全を祈念してキツネ様に感謝致します。

赤鬼・青鬼

赤鬼青鬼
2月3日は節分。
節分とは立春の前日がそれに当たります。
立春とは、太陽の黄経角度が315度になった日であると決められています。

旧暦では、節分が「大晦日」、立春が「元旦」に当たり
節分の日に豆まきや恵方巻きを用いて、その一年間の厄払いを行い
新年を迎えます。

40年ぶりの寒波

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1月下旬 福岡は40年ぶりの大寒波に見舞われました。

冬でもめったにマイナスの気温にはなりませんが、この日はマイマス4℃

降りしきる雪のなか、水道管に水をかけたり機械を調整したり、慣れない事にてんやわんやの数日間

蔵では吟醸仕込が続いております
気合を入れなおして がんばらなきゃ!

人日(じんじつ)の節句 『七草粥の節句』

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江戸幕府が国民の年間行事として制定した五節句の一つ。
1月7日は、国民の健康を願って七草粥を食す日。人日(じんじつ)の節句です。

《ナズナ、スズシロ、ハコベラ、セリ、ホトケノザ、スズナ、ゴギョウ》
お正月のご馳走で疲れた胃腸を労わったり、青菜が不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあったり、
今年一年の無病息災を願います。

また、節句の日には、必ず祝儀酒として日本酒も頂きます。

謹賀新年

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明けましておめでとうございます

旧年中は、皆様方に日本酒「庭のうぐいす」をご愛顧いただきまして
誠にありがとうございました。

また旧年中は、お取扱い頂いている酒販店様、飲食店様にはご不便やご迷惑をお掛けする場面が
あったかもしれませんが、都度温かいお声がけをいただき、心より深謝申し上げます。

昨年は、いわゆる「先祖代々大切に使ってきた蔵」を老朽化を理由に解体することになったり
社員や私自身も体調を壊した時期もあったりと、なにかと大変なこともありましたが、皆様からの
お力添えが我々の活力になり、社員一同新たな気持ちで新年を迎えることができました。
本当にありがとうございました。

秋から始まった酒造りは、今のところ予定通り、大きなトラブルもなく順調に進んでいます。
大晦日と元旦はいったん仕込作業をお休みし、蒸しは2日から仕込作業は3日から通常業務に戻る予定です。

営業部は5日からスタートします。
今年も「元気」だけは失わず日本酒の魅力を伝えていきたいと思いますので
どうぞ本年もより一層のご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます

平成28年1月1日
山口酒造場 
代表 山口哲生