端午(たんご)の節句

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5月5日は「端午の節句」
端午とは、5月の始めの午(うま)の日を言います。
元来、この日は菖蒲を採り煎じて薬草として飲まれていたそうです。
現在、男の子の節句とされていますが、昔は厄病を祓う節句であり「菖蒲の節句」とも呼ばれていました。

江戸時代に、3月3日の女の子の節句に対応させて「菖蒲」と「尚武」が
同じ発音であることに因んで男の節句になりました。

穀雨(こくう)《二十四節気》

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4月20日は「穀雨」。
太陽黄経30度。

この時期の雨は、穀物を潤すことから名付けられました。
雨で潤った畑や田んぼは、種まきの時期を迎えます。

これからの時期は、気温も益々高くなり降雨量も増えてきます。
暖房器具や冬服を片付け始める季節でもあります。

はなまつり(お釈迦様の誕生日)

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4月8日は、お釈迦様の誕生日。「はなまつり」です。
お釈迦様はお生まれになって直ぐに、七歩歩かれて「天上天下唯我独尊」と
お話になりました。
また、誕生された日には、天に九頭の龍が現れて甘い雨を降らせてお喜びに
なったとも言い伝えられています。
その言い伝えにより、「はなまつり」の日にはお釈迦様の仏像に
柄杓で「甘茶」をそそいで拝み、人々の悩みや苦しみを洗い流します。

春分の日《二十四節気》

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3月20日は「春分の日」です。
太陽黄経0度。
地球の赤道(天の赤道)と太陽の通り道(黄道)が交差したところに
太陽が位置した日になります。
この日を境に夏至の日に向けて、日照時間が長くなって行きます。

本格的に春雷がとどろき始め、寒さも和らぎ春の到来です。
「暑さ寒さも彼岸まで」
春分の日の3日前から彼岸入りし、7日間は「春の彼岸」となります。
お墓参りでご先祖様に感謝です。

啓蟄(けいちつ)《二十四節気》

啓蟄
3月5日は二十四節気でいう「啓蟄(けいちつ)」の日です。
太陽黄経345度。
冬ごもりをしていた虫たちが、春の気配を感じて土から出てくる頃です。

春雷がとどろき、日差しも暖かくなる時期です。
店には山菜が並び始めます。
春の食材に舌鼓ながら、日本酒をいただきます。

上巳(じょうし)の節句(桃の節句)

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3月3日は「桃の節句(ひな祭り)」です。
正式には「上巳(じょうし)の節句」と言い、3月上旬の巳の日を意味します。

元々この上巳の日は、身についた不浄をお祓いした後にお酒やご馳走を頂いていたそうです。
この習慣が平安時代に宮中の「雛人形遊び」と形を変え、五節句の一つ
「ひな祭り」として国民の年間行事となりました。
この日は、日本酒もいただきます。

雨水(うすい) 《二十四節気》

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2月19日は二十四節気でいう「雨水(うすい)」の日です。
太陽黄経330度。
雪から雨に変わり、雪が溶けて水になるという意味です。

草木が芽生える頃で、農作業準備を始める時期でもあります。
春一番が吹く場合もあります。

すぐに暖かくなる分けではありませんが、三寒四温を繰り返しながら
春に向かって行きます。

※少々早いですが、この日に雛人形の飾り付けをすると、良縁に恵まれるとも
 言われます。

初午の日

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今年の初午の日は、2月6日です。
お稲荷様の誕生日です。

お稲荷様の使いの者として、毎日懸命に働いていらっしゃるキツネ様。
今日は、普段の労をねぎらってキツネ様の好物とされる油揚げや生玉子を
お供えします。
(キツネ様の好物である油揚げにご飯を詰め込んだものが「いなり寿司」です)

今年も五穀豊穣、商売繁盛、家内安全を祈念してキツネ様に感謝致します。

赤鬼・青鬼

赤鬼青鬼
2月3日は節分。
節分とは立春の前日がそれに当たります。
立春とは、太陽の黄経角度が315度になった日であると決められています。

旧暦では、節分が「大晦日」、立春が「元旦」に当たり
節分の日に豆まきや恵方巻きを用いて、その一年間の厄払いを行い
新年を迎えます。