10月蔵元日記

秋らしい日がつづくようになりました。

あまり知られていないことかもしれませんが、福岡県は全国屈指の酒造米の生産地です。良質の山田錦の産地・糸島などを擁し、すくなくとも2年前までは、酒米生産量日本一、山田錦生産量は二位(一位は兵庫県)だったはずです。

福岡県は、土壌が良く、水も豊富で稲作にとても適した場所なのです。

小郡 干潟地区の田んぼ 山田錦現在田んぼでは、暑過ぎた夏を取り戻そうと、モミに包まれた粒が一生懸命太ろうとしている最中です。
穂は短いものの、(もみの上から見ると)十分に大粒で、取り入れまで後2週間くらいでしょうか山田錦の穂はそよそよと気持ち良さそうに風に揺れています。

今は山田錦の一番美しい時期。
これから中旬まで、田んぼは黄金色に輝きます。