8月蔵元日記

先月は大変な雨に見舞われた九州・山口地方ですが、8月になるといきなりまばゆいばかりの真夏の太陽が照り付けています。

さて、山口酒造場ではこの春から夏にかけて、二種類の新商品を案内させていただきました。
鶯花

一つは「庭のうぐいす 鶯花(おうか) 純米吟醸」です。
日本の四季の美しさを表わす言葉に「鶯花海(おうかかい)」という言葉があり、これは春先の山間でうぐいすがあちらこちらで啼いている日本の美しい景色を表したもの。
鶯花(おうか)はそれにちなんで命名しました。口に入れると酸味がふくよかで、米の甘みとのバランスが心地良いと感じていただけると思います。キリッと冷やして飲んでいただいても余韻の長いお酒。

どぶろくもう一つの新商品は、「鶯印のどぶろく」という、純米酒をしぼる(こす とも言います)前のモロミをそのまま瓶に詰めたもの。 こちらも、酸味が強く食前酒として、またはデザートとして召し上がっていただくものです。

この2種類の新商品をご案内させていただきましたところ、大変な反響をいただき、お陰様で先月末をもちまして、どちらも完売させていただきました。
皆様にこころから御礼申し上げます。ありがとうございました。

来年の2月頃にはどぶろくを、6月頃には「鶯花 純米吟醸」をご案内差し上ることが出来ると思いますので、宜しくお願いいたします。
暑い時こそ日本酒が体を涼しくしてくれます。

真夏の夜は日本酒で!