純米酒研究会

8月20日、熊本県酒造組合にて九州各地から清酒メーカー約30社が集まり、「純米酒研究会」という勉強会を催しました。
各蔵が自慢の純米酒をもちより、全国の「売れている」銘柄とあわせ、37種類をブラインドできき酒。
意見交換会を開きました。

きき酒の模様

話は、業況や業界特有の問題や専門的な醸造の話まで多岐に及びましたが、みな真剣に意見を交わし、中には今後の道州制をみすえた「九州」ブランド」の立上げを提案する蔵元まで出現、大いにもりあがりました。

近年異常気象がつづき、ひょっとしたらいままでの醸造理論を「根本から見直さなければいけない」のは不可避のようです。

実際ワインの世界でも、地球温暖化の影響で良質のブドウ畑だった地域でいいブドウがとれなくなったり、逆にイギリスのワイン畑が買いあされるなど、常識では考えられないことがよく起こっており、ワインの長い歴史が変わりつつあるのです。

アイスランドや北極でスコッチを作る日も近い??