土日も営業します


今月から、山口酒造場「uguisubar」は土日祭日も通常営業をさせていただくことになりました。
ご来場いただいた方に温かいお茶を準備いたしております。
どうぞお気軽にお越しくださいませ。

営業時間
平日・土曜・日曜・祭日
 9:00~17:00
尚、GW、お盆、年末年始はお休みをいただく予定です。
どうぞよろしくお願いします。

お問合せ先
 uguisubar(山口酒造場小売部 試飲できます)
 0942-78-2008

香港国際美酒展

11月2日~5日 香港に行ってきました

超都会的な街でありながら、昔ながらの生活が同居しているとてもパワフルな街です。

香港で毎年行われている「香港国際美酒展」。
香港マーケットに向けて世界中から多くのブースが出展され、試飲や販売がされています。
今年、弊社の取引先:興隆食品有限公司が出展しているので応援に行ってきました。

全部で恐らく1000以上のブースが出ているのに、出展のほとんどはワイン。
日本酒を出しているブースはたった二つ。
なんだかさみしい感じもしますが、30年後は日本酒ブースがずらりと軒を連ねている感じになるでしょうか。
いや、是非ともそうなっていて欲しい。

世間ではTPPが騒がれていますが、チーム日本として考えると日本のコメを一番高く売る方法は日本酒に加工して海外に輸出することだと、私は思っています。農家も水稲うるち米を作付するより、醸造用米を作ったほうが、多少なりとも所得は上がるし、現在眠っている休耕田も利用できます。(現在、減反の田んぼで酒造用玄米はつくれいなことになっています)
「頑張ろう日本の農業」です。もうあまり時間がない。農業の後継者がいないから。

 海外に日本酒を売ることは、一見派手に見えますが、経費が高い割には本数がたくさん出るわけでもなく、香港に限らず採算のとれる市場はありまりないのが実情(弊社だけかもしれませんが)ですが、弊社も持てる力の一部を継続的に、また身の丈にあった範囲で海外に目を向けていこうと思っています。

彼らは約20銘柄を輸入していますが、当日は私に気を遣ってくれ、ブースは庭のうぐいすのオンパレード!
エリックさん、ウイニーさん、ジェミーさん、本当にお世話になりました。

現地販売店の皆様。
日本酒や日本文化に対する思い情熱は、間違いなく香港トップクラスでしょう。ここ数年は知識もかなり上がってきている感じです。
こちらが圧倒される位、ものすごい情熱をもって取り組んでいただいています。

興隆食品有限公司(HING LONG FOOD PLACE LIMITED)
www.sake.com.hk

香港人なのに昭和のニオイがぷんぷんする人たち。
応援に行ったのに逆に元気をいただいて帰ってきました。
香港でお酒を買うなら同社にお問い合わせを!!

11月蔵元日記

先月行われた庭のうぐいす秋の蔵開き「第25回 筑後の土蔵」には多くのお客様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。

お陰様で1か月間大きな事故もなく、今年は例年にも増して多くのお客様にご来場いただきました。スタッフ一同心より感謝申し上げます。

開期中北野町に訪れた方々の中にはまったりと秋を堪能された方も多かったのではないでしょうか。
日本の秋て本当にいいですね。
来年は規模こそ縮小するかもしれませんが、皆様に喜んでいただけるような秋の催しを行う予定にしています。
どうそ今後ともよろしくお願いいたします。

また今年も酒造りが始まりました。
(10月29日初洗い、30日初蒸し)
毎年のことながら、急に身が引き締まる感じがします。

今年の造りも精一杯頑張ります。
新酒を楽しみにしてください。
どうそよろしくお願いいたします。

福酒500万人プロジェクト フレンチマリアージュ








福岡県酒造組合主催のイベント【福岡500万人プロジェクト】フレンチマリアージュ編 開催されます。

11月8日19:00~ 西鉄グランドホテル
参加費 5000円
参加蔵34蔵
出品酒 約200種類

普段、日本酒・焼酎・リキュール・濁酒などと洋食を合わせることはあまりないと思いますが、意外と合うのが和酒のポテンシャルの高さ。

この組合せを、フレンチの巨匠:シュバリエ賞受賞された磯山シェフの料理で楽しもうといく福岡県酒造組合の企画イベントです。ふるってご参加を。

お申し込みはこちら
http://www.fukuoka-sake.org/cms/news/2011/09/500project.html

写真は試食会のときの料理の一例。
(変更されることがあります)

稲刈り

10月18日、武井さんの田んぼ(山田錦の契約栽培)で稲刈りをしました

重たく頭(こうべ)を垂れた稲穂。
秋らしい日々が続いた自然の恵みです。
昨年に引続き、山田錦の出来はよさそうです。

コンバインを運転しながらの撮影は初めて(笑)
やや倒伏気味の稲が目立ちますが、いかにも山田錦らしい。
ゆっくりゆっくり刈っていきます。

コンバインで刈っていくと、脱粒といっていい粒を全部田んぼに置いてきてしまうことがあります。いい粒から落ちてしまうから不思議。
しかし、ここは粘りどころ。しっかりと収めていきます。
今年はモミが落ちないような育て方をしたので、あまり脱粒はなさそう。

助っ人は真鍋君。なんとも頼もしい。

さて、今から、乾燥、もみすり、等級検査、精米と徐々に酒作りに近づいていきます。

これからやること沢山です。

【イベント】 SAKE+JAZZ

10月6日お酒を持って参加させていただきました。

at 中州GATES7 
山下洋輔 piano /村上ポンタ秀一 drums /横田明紀男 guitar
開場 18:00 / 開演 19:00
前売 ¥5,500 /当日 ¥6,000【別途要1ドリンク代¥500】

みりんを造ります

突然ですが、本日「みりん製造免許」をいただきました!

今まで「みりん」といえば大手メーカーのほぼ独占状態でしたが、今年から清酒製造業者にも製造免許が緩和されたのでいち早く申請させていただきました。

実は、この制度が導入されてもあまり申請者がおらず、福岡国税局管内では当社が一番早く免許をいただことになるそうです。ひょっとしたら、日本で一番早いのでは?という人もいましたが、少なくとも福岡県で現在みりんの製造販売免許を持っているのは弊社だけかもしれません(もし違っていたらご指摘ください)。

当社がみりんを造ろうと思ったのは、次の二つの理由です。

一つ目は、日本の伝統食に対するアプローチを考えたかったから。
みりんは砂糖がなかった頃の甘味料です。
上白糖が手軽に手に入る時代、ひょっとするとみりんはその役目を終えているかもしれません。
しかし、米からとれた甘味料というものに興味があります。
当社では、みりんの製造を大きくすることは全く考えてません。出来れば、深く長く取り組んでみたい。そんな思いです。

二つ目は、弊社の技術力向上のため。
中小企業は常に技術力をアップさせていかなくてはいけません。
そういう意味で、アルコール全般に対する知識を習得することで、必ず日本酒つくりにフィードバックできるものが何かあると思いました。
横に広げることで深くなる。
裾野を広げると山は高くなるといった感じです。

 今年の冬に仕込み、もろみ熟成に3ヶ月、しぼって12ヶ月の熟成、商品化は早くて平成25年の夏の予定です。
随分先の話になりそうですが、どうぞお楽しみに!!

台湾に行ってきました

 大好きな国・台湾に行ってきました。台湾は世界一の親日の国といわれるだけあり、街は日本語で溢れています。人々はみんな朗らかで礼儀正しく、こんな街にいると私が「姿勢」を逆に正されるような感じがします。不思議な感じです。

当社の台湾への輸出は数年前「美人ラベル純米吟醸」が終売になって以来途絶えていましたが、今年の春先現地から新しい引合いをいただき、とても信頼できる方とご縁ができましたので輸出を再開することにしました。

当社の新しい現地特約店さんは桑堤有限公司といいます。まだ新しい会社ですが、社長のマイケルさんは、和食の料理人でもあり、大好きな日本文化を台湾にも広めたいと意気込んでおられます。

(マイケルさんはTVで活躍する料理人なので写真がありました)


(当社の輸出商品)

今回、庭のうぐいすを取り扱っていただいている飲食店さんを数件訪問させていただき、お酒の説明、飲み方の説明などプレゼンテーションをさせていただきました。

同道したポール君(マイケルさんの部下、営業担当)も最初は??という感じでしたが、除々に庭のうぐいすについて理解してくれ、今回とても有意義な出張になりました。


(台湾で唯一の天麩羅専門店 天天富羅 さん)


(今年オープンした割烹 すし 匠楽 さん)

今後どうなるか楽しみです。


(芸能関係の方々。たまたま弊社のお酒をのんでくれてました)

第25回 筑後の土蔵 はじまります

毎年恒例の秋の蔵開き「筑後の土蔵」祭りも今年で25年目になりました。

秋の美味しさ楽しもう!との思いから酒蔵を解放し、お酒を飲んだり食事をしたりする場所をご準備しております。

丁度北野町のコスモス街道も見ごろを迎えます。

魅力一杯の秋の北野町にどうぞお出かけくださいませ。

第25回筑後の土蔵
10月1日~31日
10:00~17:00
山口酒造場
お問合せ 0942-78-2008

【イベント】北九州での酒の会

北九州で日本酒好きの方々が集まる会に参加してきました。
場所は小倉北区の「海人」さん。美味しいお魚が食べられるステキなお店です。

前回に引続き今回も酒は庭のうぐいす。
期待にお応えしようと気合を入れて、酒をチョイスしました。

主催されたのは、きき酒氏でもある綿貫氏。綿貫氏のお声掛けで当日は、北九州財界の方々がたくさんおみえになっていました。みなさん気さくで面白い方々です。

まず乾杯のご挨拶は、TOTOの木瀬会長。北九州経済界の重鎮です。皆様はお話に聞き入っておられました。

しかし、お酒を飲み始めるとあっと言う間に場が和み、こんな風です。
ここでは年齢や立場はみな平等で、みなすぐに友達に。
不思議な日本酒の力に感激。

途中で、芋洗い坂係長が登場するサプライズ。
ご出身が北九州だそうです。とても聡明でTVとは随分ちかっがた印象の方でした。

約2時間たっぷり日本酒をのみ、締めのご挨拶は、力丸酒店の藤本社長。
庭のうぐいすがいつもお世話になっている北九州の地酒専門店さんです。

これで終わるはずはなく、2次会…3次会とつづきました