次に温湯消毒をします。
約60度のお湯に10分間浸漬して、熱殺菌。
消毒用の薬剤は使いません。
<番外編>
当日は近所の子供たちが手伝いにきてくれて、よほど塩水が美味しいらしく水をペロペロ。
このあと、塩水選で浮いたモミを取り除いてくれました。
磨き抜かれた技を継承
3月11日の東日本大震災から50日が経ちました。
我々の住む久留米市では少なからずの影響はまだまだありますが、すこしづつ市民の生活は平常にもどりつつあるように思います。今は一市民として普段どおりの生活を送り、被災地の方々に間接的にでも何かを届けることができるよう頑張りたいと思います。
また、震災以来、東北の蔵元様のみならず日本酒全体を応援してくれるという気運が高まったように思います。
その影響か、先月発売しました「鶯印のどぶろく」はお陰様で好評をいただいています。
まことにありがとうございます。
また5月は「うぐいすラベル なつがこい」という特別純米酒を発売予定です。
こちらもどうぞ宜しくお願いいたします。
◎鶯印のどぶろく
今年から原料米を五百万石にしたため、さっぱりすっきり系の印象
甘酸っぱくアルコール分も6%と低いので、冷してもオンザロックでも
720mlのみ 1170円
発売時期 4月~8月まで
https://niwanouguisu.com/sake2/nihonsyu/30.htm
◎うぐいすラベル なつがこい
アルコール分を感じさせない爽やかな飲み口
1800mlのみ 2400円
発売時期 5月9日~
限定1200本程度
この度の東日本大震災にて犠牲になられた多くの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また行方がわからない被災者をお探しの方々、被害にあわれた方々に対しましても心からお悔やみを申し上げます。
九州で生活をしていると震災の直接的な影響はほとんどありませんが、報道されている映像を見ているとこれが日本で起きていることなのかと目を疑うとともに、何も出来ない自分たちの無力さを感じています。
「普段どおりに生活し、経済を回す事が大切」という掛け声は各地で起こっているようですが、依然大きな流れを作ることができていない状況は恐らく福岡だけではなく日本全国どこも同じではないでしょうか。一日も早く安心して暮らせるような生活が訪れることを切に願っております。微力ながら復興に協力させていただくことが出来ればと思っています。
当社は、4月からうぐいすラベルのラベルをリニューアルし、より味の特徴を出した商品をお届けさせていただくことになりました。今後とも、庭のうぐいす うぐいすラベルを宜しくお願い申し上げます。
昨日twitter(@niwanouguisu)で案内差し上げましたが、久留米でもミネラルウォーターが不足し始めたため、急遽当社の仕込水を無料開放することにしました。
容器を持参の上、弊社にお越しいただければどなたでも仕込み水をお汲みいただけます。
営業時間
8:30-17:30
どうぞ遠慮なくお越しくださいませ
この度、東日本を襲いました未曾有の大災害により多くの方がお亡くなりになられました。
不幸にも犠牲になられた方、またそのご遺族のお気持ちを察しますと、胸が詰る思いです。
謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
弊社お取引の酒販店様、飲食店様、志を有する蔵元様も大きな損害を被られたことをお聞きするたびに、実際我々はどうすることも出来ないもどかしさを覚えるとともに、ただただ愕然とするばかりでした。
依然こちらから連絡をとることは控えさせていただいておりますが、どうかこの苦難を乗り切って頑張ってくださいと祈るばかりです。
関東・東北地方では未だ余震や混乱が続いています。
一日も早く皆様が安心して暮らせる日がくることを心よりお祈り申し上げます。
大阪天満宮で開かれた日本一の梅酒を決める「天満天神梅酒大会」で当社の「特撰梅酒 うぐいすとまり 鶯とろ(おおとろ)」が1位になり、27日表彰式に出席しました。
大会は今年で5回目。
今年は全国の酒造会社197社が302銘柄を出品したそうです。
まず参拝客6000人が人気投票で上位10銘柄を決め、その後、20人のソムリエらがブラインドテースティングで最終順位を決めたそうです。
事前に何も聞いておらず、壇上で優勝をしらされたので感激というよりかは正直びっくりしました。今回栄えある賞をいただくことが出来まして大変有難く思っています。
鶯とろは、粕取り焼酎に新鮮な梅実を漬け込み梅酒を造り、その梅酒に梅ピューレを配合したまさに「梅一本勝負」の梅酒です。
壇上では、いつも汗だくになりながら、あーでもないこーでもないと梅酒を設計してきた杜氏を始め製造部のスタッフの顔を思い出し、少し涙が出てきました。いつも上質な梅実を分けていただくJA大分大山さん・農家の皆さん、氷砂糖について深く教えていただいた氷砂糖メーカーの皆様、そのほか製造にご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。そして、基本レシピを教えてくれた梅農家の祖母、そしてその製法を酒蔵に嫁いでも尚45年も守り続けてきた母に感謝します。昭和の山村でひそかに楽しまれた贅沢が、今の時代になっても支持されました。
当日は、地元商店街の皆様、大会実行委員会の皆様、30名のボランティアの学生たち、梅酒ファンの皆様、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
来年は、もっともっと品質を上げて参加できますようチーム一丸となって望みたいと思います。
ありがとうございました。
早いもので、3月になりました。
通常の日本酒の仕込は、2月22日に甑倒しをしました。
しかし、中々ヒマにはならず、瓶詰めや火入れや仕込の後片付けなど、やること一杯の毎日です。ラストスパートといった感じでしょうか。
また、来週からは「どぶろく」などを製造するため、完全に蒸しが無くなるのは3月15日頃の予定。
今年は、一言でいえば高品質の福岡の酒米に助けれられ、「造りやすい年」でした。
お陰さまで、今のところ納得のいく酒造りができています。
これから皆様にお会いできる機会が増えてきます。どうぞ、今年の新酒、うぐいすラベル春の新酒をどうぞお楽しみくださいませ。