干潟地区の重松さんの田んぼ。前回より随分丈が伸び、健康そうにすくすく育っています。重松さんのヒザ上くらいの背丈になりました。 現在、中干しして4日目で、田んぼには水が入っていませんが、稲はしっかり成長しています。分株(ぶんけつ)した茎の本数をこれ以上増やさず、稲は充実期に入ります。
こちらは樽海(たるみ)さんの田んぼ。樽海さんは、完全自然農法で山田錦を栽培しているベテランの農家さん。肥料はもちろん農薬も一切使用せず、独自の栽培理論をお持ちの農家の方です。樽海さん理論では肥料を全くあげないのやりかただと茎の本数がもともと少ないので(あまり分株しない)、中干しせずに水は入れっぱなしが丁度いいという考えです。こちらは水を抜かずに水がひたひたの状態。樽海さんの山田錦は収量こそすくないものの素晴らしいものを造られます。樽海さんはポット苗で育苗し根を深くはらせ稲が力強い感じをうけます。無効分株(むこうぶんけつ)が無く、全ての茎から穂がでるそうです。