山崎徳松さん

草取りが大変です 山崎徳松さんという農家の方がおられます。以前にも紹介しましたが、福岡県朝倉市で山田錦を作付けしていただいている方です。
 山田錦という稲は原種に近いため、化学肥料を与えると収量を増やしてしまうので風によって簡単に倒れてしまいます。その反面、肥料もやらずに自然児のようにそだててあげると惚れ惚れするような実を結び、これが良い酒をかもし出す原料になります。JAが不良田とする砂や石がごろごろしているようなやせた田んぼで本領を発揮する面白い稲です。
 山崎さんは酒のことは深くはご存知ではありませんが真面目に山田錦に取組んでいただいております。今年も化学肥料や農薬は一切使わないので草取りが大変そう。一粒も無駄に出来ない・・・・そんなnipponのこころはこんなところからも湧き出てきます。