北島克正さんは福岡県古賀市の居酒屋「光太郎」や「柳亭」を経営されています。
「光太郎」や「柳亭」が名店たる所以は予約が一年待ちというからではなく、私は料理の質もさることながら北島さんの料理と日本酒の相性を見る眼力だと思っています。
料理毎に日本酒をマリアージュさせるセンスは日本一という某業界人もいらっしゃいました。 「日本酒が売れれば料理屋はもうからない」とは良く言われますが、北島さんはあえて日本酒を使い、食と日本酒の調和に挑戦する意気込みをお持ちです。 私自身も日本酒は間違いなく世界一の食中酒だと自負しております。
北島さんは「光太郎」開店当初より、庭のうぐいすをずっと料理に合わせていただいていた、いわば当社の盟友ですが、先月「光太郎」を後身に譲り、新たに福岡市中央区に「錬」という飲食店をだされました。錬とは息子・光太郎さんの息子、つまりお孫さんの名前らしいのですが、並々ならぬ意気込みを感じました。
オープンの翌日、当社特約店の住吉酒販(福岡市博多区)の庄島社長からお誘いいただき、蔵元の数社と訪問、美味しい料理に一同舌鼓を打ちました。 さらに次のステージにいかれる感じのお店です。 夜でも4200円から食べられるとか。 美味しいお酒と料理をゆっくり食べたくなったら、お勧めのお店でした。