徳島県の山田錦

徳島県に、永谷正治先生が指導された産地があります。今では、約1万数千俵を生産する一大生産地に成長した注目の産地。先生がお亡くなりになる前に、「兵庫よりもいいのができそうだぞ」と目を細められていたのを思い出します。
今年、ある人から薦められ、タンク2本分だけ徳島県の山田錦を試験使用してみることになりました。

麹(精米歩合68%)

これは、麹を造るときに40-41度で一度手入れをしてあげるのですが、その直前の様子。
あと14時間後に出麹(麹室から出すこと=完成)します。

兵庫や糸島の山田錦と比べるとすこし破精込み(はぜこみ)がよいような気がします。
確かに良いお米でした。今から酒として形になってきます。

今年造りが終わったら、徳島県に産地研修に行き、いろんな意見交換を行う予定です。