暑さのせいか、今年はどぶろくの出荷が好調です。
この調子で出荷が続けば、秋口にはなくなりそう。ありがたいことです。
そんな訳で、ご法度とされる「夏仕込」、真夏のどぶろく仕込みをやりました。
夏に仕込むと何かと大変です。
(一例:水浸しのタンク回り)
まずは、原料の手配。
今まで、ヒノヒカリ→山田錦→五百万石といろんな原料を使用してきましたが、今回は福井県の酒造好適米「神力」という米を使用することにしました(麹米は山田錦)
昨年の五百万石はすっきりさわやかな感じでそれはそれで好評でしたが、今回は真夏用ということで甘み・酸味を強く出す為、いろいろ考えて決めました。
簡単にいうと、しっかり溶かしてしっかり甘みを出す。酸味を出す。という作戦です。
仕込んで21日、予定よりすこし醗酵に時間がかかりましたが、今日瓶詰め・火入れをして、完成しました。
甘み強く、酸味たっぷり。香りに巨峰のような含み香のあるどぶろくの完成。
古賀杜氏もニンマリです