~仕込編~4日目。
昨日の仲仕込に注ぎ足すように、最後の仕込、総米の約1/2を使うのですが、留仕込(とめじこみ)を行います。
留の仕込配合は…
米455kg
麹95kg
水820リットル
仕込温度は8度。
今回は、一升瓶に換算すると約1500本のお酒を仕込むのに一本のタンクで仕込んだことになります。
使った米は、合計で1200kg(玄米では1800kg弱)。
その内、麹に使用した米が255kg(麹歩合 255/1200=21.25%)
麹歩合が高いほど、濃厚なお酒になる傾向があります。
また、使った水の量が1530リットル。
水歩合という計算式があり、今回は、1530リットル/1200kg=127.5%。
この水歩合が多いほど、酵母はよろこび元気に発酵しますが、エキス分がうすまり、「飲みやすい酒」になります。
このあたりは奥が深いので、このくらいにしておきます。
今まで、添→仲→留と三回の仕込を4日間で行いましたが、仕込はこれで終了です。
明日からは、モロミの発酵期間になります。
おおよそ、23から25日で上槽(お酒をしぼること)する予定です。
(つづく)